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「10分に1回の濡れ場」が代名詞、1971年~88年にかけて映画会社・日活が制作し一時代を築いた成人映画シリーズ「ロマンポルノ」。予算が少ないため若手監督や脚本家が活躍したり、決まり事さえ守れば制約がほぼなく自由に表現ができたりと、マイナス要素もプラスに転じ世界的に高い評価を得る作品も多く生み出されました。

そんな自由な作風のロマンポルノをもう一度再起動(リブート)しようというのが、今回の「ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」です。現在活躍中の監督5名が下記のルール下で制作しました。


・上映時間80分前後
・10分に1回の濡れ場
・製作費は全作品一律
・撮影期間は一週間
・完全オリジナル脚本
・ロマンポルノ初監督



そんな“新しい”ロマンポルノ作品を、女性目線で観てみようというのがこの「元町女子ロマンポルノ部」。5作品それぞれを部員で鑑賞し、感想を座談会形式でお届けします。


第1作目は元町映画館で3/11より公開する『ジムノペディに乱れる』。



公式サイト→


『GO』『世界の中心で、愛を叫ぶ』『ピンクとグレー』の行定勲監督の作品で、板尾創路を主演に、芦那すみれや岡村いずみが彼のまわりを彩る女たちを演じます。

今回の参加メンバーは明美、ウロコ、餃子の3名。進行は元町映画館スタッフのみらいです。さて、ロマンポルノ部女子たちはどのようにこの映画を観たのでしょうか?


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おやつを用意して座談会始まり始まり〜





裸が、好きなんです

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ウロコ(27)


みらい(以下、み):今日はよろしくお願いします。この中で、ロマンポルノを観たことがある人はいますか?

ウロコ(以下、ウ):はい!シネ・ヌーヴォの旧作特集を観に行きました。前から観たいと思ってたけど一人では行きにくいし、最初は男性と行った方が安心かとSくん(某映画館スタッフ)を誘って行きました。でも本当はピンク映画館に入りたいんですよ。

明美(以下、あ):私も新世界の成人映画やってる劇場に行きたくて、Sくんに連れてってーって言ってたのに先日ポシャったんですよ。行きたかったー。

餃子(以下、ぎ):Sくんめっちゃ誘われてる(笑)。

ウ:普通の友だちより映画の仕事をしてる人の方が誘いやすいというか、一緒に行ってくれそうだなって。

み:なんでピンク映画館に行きたいの?

ウ:子どもの時に…

一同:え、そんな昔から?!

ウ:いやいや(笑)、子どものころ住んでた町にエロい映画館があって、その看板をいつも見てたんだけど入れないしそこに自分が関われないのがなんかイヤだなって思ってて。

あ:だいぶ好奇心旺盛ですね(笑)。

ウ:あのね、変なこと言うようだけど…裸が好きなんですよ

一同:(爆笑)

ウ:最近そうだなって気づいたんですけど。

ぎ:えらいカミングアウトきましたね(笑)。

ウ:今ヌードデッサンに通ってるんですけど、描くのもそうだし自分でヌードモデルもやりたいと思ってるんです。



ロマンポルノは“男のロマン”?

み:シネ・ヌーヴォで初めて観たロマンポルノはどうでしたか?

ウ:村川透監督の『白い指の戯れ』を観たんですけど、笑える映画でエロさは感じなかったです。当時の若者にとってはエロかったのかもしれないけど、今観ると全然“エロ”じゃないですね。

ぎ:でも「全部見えすぎる」ってのはエロくない気がする。今日のはみなさんエロかったですか?

あ:ていうか、古谷監督(板尾創路演じる主人公の映画監督)元気過ぎません?毎日…

一同:(笑)

み:私は今日これを観て、エロいと言うよりなるほどこれは「男のロマン」だなって思いました。

ウ:男性の欲望に向けられているからか、いろんなシチュエーションで行為がなされているっていうのが非日常ですね。

み:まぁ、夢のような一週間でしたよね(笑)。

あ:すごいモテモテでしたね。

ウ:チラシにラブストーリーって書いてあるんですが…

あ:え、ラブストーリー?!確かにラストの奥さんとのくだりはラブと言えなくもないか…?

ウ:私はそこいらんなって思った。わざわざラブストーリーに持っていかなくても、いろんな女とセックスするっていう話で良かったんじゃないかな。

み:ていうか、「入院中の奥さん」がすでに男のロマンという気が…

ウ:ポスターのこのシーンも完全にロマンですよね。

ぎ:じわじわ足を開くところとか、「恥ずかしがる痴女」っていう。

あ:脱がしたらあんなやらしい下着つけてる看護婦さんも!

ぎ:古谷監督の元嫁もですよ。ツナギの下にTシャツも着ずにあんな繊細な下着つけて、抱かれる気マンマンやん(笑)!

ウ:いやー、ロマン詰まってますよね。



正常位はロマンだった?!

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明美(21)


み:でもこういう男性が好きな女性はいますよね。

ぎ:私は嫌だけど…自分がいないとダメって思わせる男いますね。私は古谷より、元嫁に迫る変態おじさんの方が好きです(笑)。一途じゃないですか。同じクズならあっちの方が扱いやすそうでいい

あ:「扱いやすそう」ですか…。その変態おじさんと元嫁の場面だけは、セックスの滑稽さを撮っている気がしました。他の濡れ場とは違って、ちょっと引いて見ている感じ。

ウ:もっとすごいシーンがあっても良かったんじゃないかな。いつも同じようにしていると観ている側としてはちょっと飽きちゃう。

ぎ:体位がけっこう普通でしたね。

ウ:それもある意味ロマンなのかも。正常位とか。

ぎ:外での濡れ場なんて「立ってヤれよ!」と思いました(笑)。寝るのかよ!って。

み:それはやっぱり古谷が中年だからじゃないでしょうか…

ぎ:でも毎日ヤる元気はあるのに!

あ:それがやっぱりAVとの違いなんじゃないでしょうか?見せ方の違いというか。でも古谷も一生懸命なんですよ…

み:まさかのフォロー(笑)。



たくさん出てくる裸を楽しもう!

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餃子(33)


み:安里役の岡村いずみさんは、この作品でブルーリボン賞新人賞を獲得しました。

ぎ:女から見てもすごく可愛かった!最初ワガママな感じとか。

ウ:私もやっぱり安里ちゃんがエロいなって思いました。身体も。

ぎ:身体では冒頭に出てくる隣の痴女が一番好きだな。いいおっぱいしてました

ウ:あのツカミは良かったですよね。佇まいがもうエロいし、これは何か来るなって(笑)。観ているうちに裸も見慣れてくるので、それぞれの“形”をじっくり見てました。わざわざ言わないだけで、やっぱり裸はみんな好きなんじゃないかな。いろんな人が出てくるし裸を楽しむにはピッタリですね。



監督たちの抱く「ロマン」が見えてくる

み:これはけっこう監督自身が見えてくる作品なんじゃないかという気がしていて、そう考えると面白い企画じゃないかな。

ウ:そうですね。他の作品も観比べてみたい。

あ:私はこれが初めてのロマンポルノなので、ここからいろいろ観ていきたいと思いました。

ぎ:それぞれの女性観や男のロマンが見えてきて、観終わった後に友だちとめっちゃ盛り上がれそう(笑)。





いかがでしたでしょうか?

座談会は1時間の予定だったんですが、結局2時間以上しゃべっていました…。女子だけで集まるとけっこうキワドイ話も飛び出したり、かなりの盛り上がり。いやー、めちゃめちゃ楽しかったです。

話の中で何度も、「男子だったらどう観るんだろう?」という疑問が飛び出しました。男子部もやってもらえば良かったなとちょっぴり後悔。

女子どうしでも男子どうしでも男女ででも、これは誰か(ただし腹を割れる相手で)と一緒に観て後でいろいろしゃべるとかなり盛り上がります。かくいう私も、映画の感想よりもその後しゃべったことの楽しさが記憶されています(いいのか?)!

次回は塩田明彦監督の『風に濡れた女』でお届けします。乞うご期待!

(mirai)

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