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《STAFF REVIEW》1/23から公開中『夏の遊び』

夏の遊び
(C)1951 AB Svensk Filmindustri

1951年、ベルイマン監督は一瞬で散ってしまう夏の恋を描いた。それが『夏の遊び』という作品。原題は"SOMMARLEK"

結婚をとるか夢であるバレリーナの仕事をとるか。主人公のマリーは選択を迫られている(こんな夢と現実をとるか...『バレエボーイズ』でもみたぞ)
ひと夏の恋が90分に凝縮されている。

約60年前の作品。ベルイマン作品を全て見ている訳じゃないけど、初めて見たのがこの『夏の遊び』、爽やかな作品を撮るなと思っていた考えは『第七の封印』で打ち砕かれます。

ひと夏のある思い出。映画はモノクロだが、太陽の光が川に反射してずっとキラキラ光っている。夏に出会った男の名前はヘンリック。彼との恋はあっという間の出来事で潰えてしまう。

なんとも呆気ない。突然の別れを経験した彼女はしばらく何もできずただ呆然としている。

マリーは基本的に自由奔放だ。そんな彼女をみんな好きになる。かえってそれが仇となり、ぽっかりと穴があくのも早い。

しかし、ある男性の言葉で彼女は変わる。
自分に自信を取り戻すよりも、どちらかというと自分を再発見することになる。

最後の踊りのシーンがその彼女の気持ちを物語るような、演出だ。

太陽の光の反射や鏡にうつるマリーの反射、川へ飛び込むと舞台袖から中央へ勢いよく走り込むなど。登場人物の心理描写が動きで表現されているんではないかと思うシーンが多々見受けられる。見ればみるほど違う考えが浮かぶそんな映画だった。もう一度、劇場で見よう。

(芋羊甘)

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motoei_staff

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