上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
今回の「イングマール・ベルイマン監督特集」で私が推したい作品は『野いちご』!


※予告編の3作品に加え『夏の遊び』『夏の夜は三たび微笑む』『冬の光』の上映があります。

あのタルコフスキーもオールタイム・ベストに挙げるほどの
言わずと知れた歴史的傑作(!)なんですが、もし未見の方がいらっしゃいましたら
ぜひ、この機会にご覧いただくことをオススメします!

『野いちご』の素晴らしさを
私の語彙力ではとうてい言い表すことはできません。(すみません。)

しかし本作が傑作であることは
冒頭の「悪夢」のワンシーンを見ただけで私にも分かりました。
なので今回は、その興奮だけでもお伝えできればと思っています。

本作の主人公である老医師・イーサクは
ある日、「悪夢」を見ます。

それによってイーサクは死期を悟るわけですが、

この「悪夢」をベルイマンは
見事に映像化してみせました。

『第七の封印』において(多くのフォロワーも生んだ)死神を創り出したように、
ベルイマンの豊穣なイマジネーションは周知の事実だと思います。

本作ではそれが「針のない時計」や「萎んでいく男」などに変わって出てきます。
夢の中の人気がない街は、どこかこの世ではない不穏な空気がまとっており、
次に畳み掛けるように出現する「街灯に引っかかる馬車」がトドメの一撃。
これら一連のシーンが観客に与えるインパクトは本当に尋常ではありません。

映画が始まって10分も経たぬうちに
「傑作」を確信させてしまう作品が、この世にはあるのです!!

もちろん、想像力だけでなく、
小気味良いカット割りや滑らかなカメラワーク、
光と影のモノクロームなど、
映画を映画たらしめる優れた描き方があってこそのシーンです。

ただただ圧倒されます。


様々なテーマを内包した
『野いちご』の魅力はこれだけではありませんが、
今回はとりあえずここまでにしておきます。

『野いちご』観て!!

(斉藤)
Secret

TrackBackURL
→http://motoei.blog.fc2.com/tb.php/808-61c9396f
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。