上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


《STAFF REVIEW》
10/10公開『飛べないコトリとメリーゴーランド』

主人公は羽田コトリ。本を読むことが一番の楽しみ。叔父のお誘いでインターンとして
出版社へ、そこで出逢った江波くんと恋に落ちるが。。。


現実と自分の心が写し出す現実逃避の世界をいったりきたりする。初めて目にする社会。しかもインターンシップの時とはまるで社員の態度が違う。同僚も納豆をひたすら食べるパソコンオタク。その同僚を狙って露骨な行動をとる女性。現実に実在しそうな人をこれでもかと映画の中で散りばめてくる。


男とは無縁そうに見えるコトリ。つき合ったのは初めてなのだろうか。江波くんにとことんまで言いよる。初めは順調に見えたがどんどん、雲行きが怪しくなり上手くいかない。
時折、挟んでくるチャラン・ポ・ランタンの音楽、そしてコトリに投げかける言葉、それらが重くのしかかる。
物事は上手くいかないもので、会社が上手くいかない時は彼氏の支えで何とかなる。仕事が上手くいけば、彼氏との関係が悪くなる。理想と現実が入り交じった映画だがコトリを中心にどこの社会にも必ずいる!と思わせてくる。


ふとしたことから事態は変わり、男は遠のき、少し頼りにしていた男も同僚の女に取られそうになる。ここでコトリが感情をある方向へぶつける。そこじゃないだろう!と言いたくなるが直後に導入される音楽がサラッとそれを忘れさせてくれる。
今、見ている景色が現実だと思いたくないことが誰にだってあるだろう。誰にだって現実逃避したいこともあるだろう。この映画はそんなあなたに常に共感してくれるような映画だ。


最後にタイトルの“飛べない”果たしてどんな意味なんだろうかと思ったが、ラストシーンを見て理解できた気がする。現実を忘れさせてくれる、これも映画の一つの醍醐味か。

(芋羊甘)
Secret

TrackBackURL
→http://motoei.blog.fc2.com/tb.php/771-c1f1f26a
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。