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『わたしはロランス』を観たとき、なんて斬新なんだろう!?と思った。
けど今作は、もう「王道」と言っていいほど安心感があったし、
期待を裏切らず、凄く良かった。

何年も読み継がれている名作の童話を読んでいるような感じだった。

きれいだけど、哲学的。
ホロッと痛みを感じさせるけど、感動的。

物語は、ADHDの子供とシングルマザーの2人の物語。
お互い、すごく思い合っているのに、ケンカする日々。
そんな2人とひょんなことで知り合う隣の女の人。
彼女はかつて教師だったが、人とうまくしゃべれず、休職中。
やがて3人は仲良くなるのだが…。

障害児だから、どうこうじゃない。

誰にでも当てはまる、
親が子を思う気持ち。子が親を思う気持ち。
お互い誰よりも好きなのに、ぶつかってしまう。

心に残るいくつかのセリフがある。
「どうせママは、僕をいつか捨てる」と言うスティーブに、
「私のあなたへの愛は、永遠よ。
でもいつかあなたは、誰かを好きになって私の元を離れる。
それは仕方がないこと。受け入れなきゃ」と答える母。

そして、
「私はどんな時でも希望を持っている。
希望を持たなきゃ、明るい未来なんてないから」。

まるで宝石のようなセリフの数々。

グザヴィエ・ドランの世界に酔いしれながら、
自分の親や子を思ってしまう、
そんな素敵な映画を、ぜひ。

(空飛ぶ猫)

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