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アレクセイ・ゲルマン監督全作レビューその①『道中の点検』(森谷)

『道中の点検』
1971年|ソ連|97分|35mm
原作:ユーリー・ゲルマン「“祝新年”作戦」
出演:ロラン・ブイコフ、ウラジーミル・ザマンスキー、アナトーリ・ソロニーツイン


german_douchu_1.jpg

ロシア映画界巨匠、アレクセイ・ゲルマンの監督デビュー作。

注)この前にグリゴーリー・アローノフと共同監督で手がけた『七番目の道連れ』があるが、
今回は単独監督作のみを数えています。ご了承ください。


第二次世界大戦中、敵に寝返った過去を持つ男がソ連のパルチザン部隊の前に現れる。
祖国の為にもう一度戦うことを決めた主人公だが、
なかなか信用してもらえず、パルチザンの仲間からの冷たい視線に苦悩する…。


最初、監督の名前も分からず見ましたが、凄い!ゲルマン!
独特の緊張感が流れる中で次の展開が気になってハラハラドキドキ。


なんといっても主人公のラザレフ!

german_douchu_2.jpg

地蔵?と思うくらい無言で一点だけを見つめているシーンがあるのですが、
とにかく意味深。

一体この男に何があったのか?
どうして投降することになったのか?

と、その表情で考えさせられます。

最初の登場シーンからラストまで、ラザレフの眼差しがとにかく印象的で、
映画を見終わった後もあの表情が忘れられない!


ラザレフの苦悩が丁寧に描かれていて、
何だか他人事とは思えない戦争映画です。

german_douchu_3.jpg

これがデビュー作なんて…
ゲルマンを知ってる人も初めて聞いた!って人も
是非一度、スクリーンで彼の世界観を感じてみてね。


アレクセイ・ゲルマン特集は6/27(土)から公開!!
上映スケジュールはこちら→


(森谷)

コメント

PineWood

表情
早稲田松竹でアレクセイ・ゲルマン監督特集を見ました。初期の本作での冒頭の家族のシーンも妻の表情もすごかったです!!
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motoei_staff

元町映画館スタッフブログです。
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