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“ただ、一緒にいる”ことの大事さ『ショート・ターム』

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少し早いけど、クリスマスプレゼントのような、
ルミナリエの季節にぴったりな映画です。
深刻なお話なのに、最初から最後まで、胸がジワーっと熱くなりました。

舞台は、問題ある子供たちを1~3年ぐらい預かる短期児童養護施設。
そこで働く女性主人公、グレイス。
毎日起こるいろんな問題に立ち向かい、子供たちと過ごす日々。
と同時に、同僚のメイソンとの恋愛物語も描かれていきます。

施設の職員は、両親やセラピストじゃない。
だから、親に虐待されているのを職員が発見しても、
子供本人がセラピストなどに言わない限り、職員は何もできない。

所長が主人公に言った、
「親が悪いと分かっていても、全ての親を罰し、
全ての子供を救うことはできない」という言葉が印象的でした。

それでもなお、自分と同じ傷をもった少女を助けたい、
というグレイスの気持ちは、痛いほど分かります。
また、同僚との恋愛でも、小さい頃に受けた傷により、
心の全てを打ち明けることができない。
彼女も子供たちも、必死で、もがき続けます。

監督自身、大学を卒業して、実際に施設で働いていたので、
本当に丁寧に描かれています。

子供たちに接する職員達の姿も、素敵です。
傷を抱えた子供たちに、心の中までズカズカと入って行かない。
でも、施設から逃げたら追いかけて来てくれ、
泣いたら寄り添って肩を抱いてくれる。
ただ一緒にいる、ということが何よりも大事なことに、気付かされます。

一人でも、カップルでも、いろんな人に観てもらいたい映画です。

(空飛ぶ猫)

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motoei_staff

元町映画館スタッフブログです。
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日々のなにげないつぶやきなどなど。

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