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【あらすじ】
恋も夢も、色々中途半端なアラサー女子、フランシス。
大親友のソフィーとの共同生活は楽しいけれど、なんだか物足りない毎日。
しかしある日、ソフィーは彼女を一人置いて、彼氏と出て行ってしまう。
こうしてフランシスは、自分の人生と真剣に向き合うことになる…。

【見所】
モヤモヤで灰色なアナタへ。白黒つけない白黒映画!

全編白黒で送るコメディ映画。
音楽もレトロで、落ち着きのないフランシスと相まって、おどけた印象を受けます。
ダンサーになるという夢も、いつも踊っているようにあたふたしている彼女にピッタリです。

主人公フランシスは、子供じゃないけれど、まだまだ大人になりきれない、等身大の女の子。
何事もうまくいかない彼女の奮闘は、物語が進むにつれて、応援したくなってしまいます。
ですが、この映画のキーパーソンは、親友のソフィー。
彼女のモラトリアム人生からの離脱が、フランシスに風を吹かせるのです。

フランシスは、劇中でしょっちゅう『大人には見えないね』とからかわれます。
『大人になる』とはなんでしょう?

それはおそらく、白黒つけることができる、ということではないでしょうか。
決まった方向を向いて、ある程度のことは諦めざるを得ないことも分かっていて、
黙々と生活を送る。フランシスの周りには、そんな『大人』がいっぱいです。

それを薄々感じ取ってはいるものの、まだまだ白黒つけられないフランシスは、
自分と同じようなソフィーにだけ心を開いていました。
それなのにソフィーはとうとう『大人』への階段を登り始めてしまった。
フランシスは踊り場で立ち尽くすのみです。

大丈夫、あの子も自分と似たようなものなんだから、まだまだこのままでいいんだ。
と思っていたら、気づけば自分だけ取り残されてしまっていた。
そんな経験、あるんじゃないでしょうか。
『大人』の自分は、向こうから来てはくれません。
『大人』になってから、では遅いのです。

なのに世の中、白黒ついてないものの方が多いと思いませんか?
それなのに、白黒つけなきゃいけない場面が多すぎるように思います。

この映画は白黒つけません。白黒なのに白黒つけないのです。

『私、はてなマークだわ。』
フランシスのこの言葉、胸に秘めている人はたくさんいると思います。

うまくいかない日は、思い切ってフランシスになっちゃいましょう。
踊り疲れて眠ってしまえばいいのです。
明日はきっと、半分くらいはうまくいきます。

(是木遥)
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