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まずは恒例のスイーツ紹介から。

今回のお題で外せないのが、『マダム・イン・ニューヨーク』のラドゥ!
ということで、作って来ました、カボチャで(汗)。
本来はひよこ豆の粉で作るのですが、手に入らなかったので…。
でも、本物を食べた方にも「それっぽい味になってる」と言っていただきました^^;
ポイントはカルダモンとココナツパウダーですね。
チャイも一緒にいただきました!

それでは、お題は『シンプル・シモン』から。

「かわいい映画!でも、お兄ちゃんと彼女がかわいそう。
親も含めて、シモンを尊重するのはいいが、
“障害者に尽くすのが当たり前”というのはどうか?
自分の生活を犠牲にしてまで、というのはしんどくない?」
「ファンタジーをもっと突き詰めて、みんながハッピー、というなら楽しめたが、
意外とリアリティがあって考えてしまった」
という意見がありました。

一方で、
「この映画は決して自分を犠牲にする兄を褒めてない。
むしろ、新しい彼女候補によってシモンが自分の殻を破るところを見せることで、
実は兄や親が“シモンはこうあるべき”と型にはめ、彼の可能性を狭めていたのでは、
と言っている」
「新しい彼女候補がとても魅力的に描かれてる。
自分が幸せになればいい、というところが良かった」
という意見も。

明確な答えを示さないエンディングでしたが、
お兄ちゃんも幸せになれるといいですね〜^ ^

続いて、『マダム・イン・ニューヨーク』。

インド映画好き!と言う方は、
「ハッピーエンドで、主演の女優さんが超美人で、NYに住む姪っ子もいい子!
リアリティがあって、共感できた。
例えばカフェで言葉が通じなくて悔しい想いをするとか、
家族に尊重されない中で、英語クラスのフランス人男性にアプローチされて、
浮気心が出ちゃうところとか…!」
と絶賛。

また、
「子供が性格悪くて、やはり容姿があまり…な描き方はインド映画の定石で面白かった」
という意見も。
あのお母さんにしてこの子って…と突っ込みたくなってしまいますよね。

その他、
「あくまで上流階級の家庭の話。あのお母さんも、結局はあの後
また同じ生活が続いて行く。そういう点では保守的、予定調和的」
「もっと、お母さんに夫と戦って欲しかった。
何だかんだいっても夫を立てる姿勢は変わらず、スカッとしない」
「英語の先生がゲイだったり、さりげなくマイノリティを入れているところは、
戦略的にうまくできてる」
といった意見もありました。

8/30から同じくインド映画の『めぐり逢わせのお弁当』が始まっています。
『マダム・イン・ニューヨーク』も正統派?ボリウッド映画とは
少し毛色の違う作品ですが、こちらはさらに大人し目の作品。
たまにはミュージカルシーンのないインド映画もぜひご覧ください!

続いて、『友だちと歩こう』。

「『独立少年合唱団』『いつか読書する日』の緒方監督、安心して見れた」
「人と人との距離の取り方が難しい現代日本社会があり、
そこで人間と人間の関係性をよく撮ってる映画は面白い。
『ほとりの朔子』の深田監督なんかもそう」
「冒頭で老人が足を引きずって歩くシーンを延々撮ってる。
それだけで、その人の苦労とか背景がわかる。
映画として何を見せて何を伝えるかが考え抜かれてる」
「ポスターとか見ると老人の話に見えるけど、中年二人の話も面白い」

説明が難しいのですが、歩いてるシーンだけで何か面白いんですよね。
中年二人の喫茶店の会話とか。個人的にかなり楽しめた作品でした。

最後は『南部軍』『南営洞1985』。

「『南部軍』は朝鮮戦争時に南北統一を目指してたパルチザンが先細って行く話。
韓国映画はこういうものを描くタフさがある。描き方としては、否定的でも肯定的でもなく、
一生懸命やった人たちがいたよ、というスタンス」
「『南営洞〜』は87年に民主化される、ほんの数年前の話とは思えない悲惨さ」
「その後、拷問された人は金大中時代に閣僚になった。
拷問してる方(管理職レベル)はちゃんと罪に問われてる。
映画では、下っ端は仕方なくやった、という描き方」
「監督は、ベトナム戦争に従軍した韓国兵の後遺症を描いた『ホワイト・バッジ』、
アン・ソンギ主演で冤罪事件を描く『折れた矢』などがある。
韓国映画を多くかける、というスクリーン・クォーター制でハリウッドと戦った社会派」
というお話が聞けました。

おまけに、4周年記念の『地下鉄のザジ』の話も出ました。
「ザジがあまりに奔放過ぎてついていけなかった」
という意見に対し、
「あれはやはりルイ・マル監督の子供映画の典型になってる。
『さよなら子どもたち』のユダヤ人少年など、
自分が何としても生きたい、という想いが出てる」
という意見がありました。

さて、次回のシネクラブは9/21(日)です!
たくさんのご参加お待ちしています。

元町シネクラブ Vol. 11
◎日時:9/21(日)13:30~15:00
◎参加費:200円(会場費、お茶代)
◎お題映画
『めぐり逢わせのお弁当』(元町映画館で~9/26まで上映)
『リアリティのダンス』(元町映画館で〜9/12まで上映)
『南風』(元町映画館で〜9/12まで上映)
『私の、息子』(元町映画館で9/6~9/19上映)

(S/N)

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