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「会場はあふれんばかりの人、人…」

5/11(日)に行われた、
ドキュメンタリー映画『ファルージャ イラク戦争日本人人質事件…そして』
上映&今井紀明さんトークの集いは、席が足りずに立ち見も多く、
床に座り込む人が続出、という大盛況となりました。

映画の監督は、イラク戦争当時、まだ高校生だった伊藤めぐみさん。
テレビ番組製作会社でアシスタントディレクターとして働く28歳の女性ですが、
自らナレーターを務め、その目を通して捉えたイラクの実態は、
まさに「戦争はまだ終わっていない」。

米軍が使用した劣化ウラン弾の影響か、
先天異常児の多発がそれを的確に表しており、映像も衝撃的です。
人質となった今井さんのイラク渡航目的が、この劣化ウラン弾の調査・取材だっただけに、
その後の「自己責任」バッシング、
そして武装勢力側の「自衛隊撤退要求」に絡めての「自作自演」説の流布など、
権力側の意図的な情報操作、キャンペーンの恐さが浮かびあがってきています。

情報操作でいえば、かつて沖縄返還問題にからむ外交密約をスクープした、
毎日新聞・西山太吉記者の外務省女性事務官への取材をめぐり、
「ひそかに情を通じて」などと男女関係にすり替えて、事の本質を捻じ曲げ、
追及の矛先をかわした権力の手口とも共通性を見いだすことができるでしょう。

「自己責任」バッシングに苦しめられ、
英国留学という”国外逃亡”でも解消されなかった今井さんの対人恐怖症も、
学生の半分がアジアを中心に海外からの留学生という
立命館アジア太平洋大学(大分県別府市)での4年間で、良き友人にも恵まれ、
ようやく脱出へと向かいました。

このとき、「結局は自分で乗り越えるしかない」と、
大きな影響を与えた韓国系の学生と一緒に、卒業後に始めたのが、
現在のNPO法人「D×P」。
不登校・ひきこもり・高校中退など、つらい記憶を引きずりながら、
入り直した通信制や定時制で学ぶ生徒に向けたキャリア教育事業を、
大阪を拠点に展開するに至っています。

いま、社会人ボランティアの協力も得て、8つの高校・コースで
ユニークな「総合教育」の授業を受け持ち、
社会参加も促進して、全国的にも注目されています。

今年は、イラク人質事件から10年の節目。
バッシングに苦しんだ自らの体験とも重ね合わせながら、今井さんは
「いちどハジかれた若者への支援は、コストではなく、未来への投資」
と強調してやみません。

イラク人質事件から教育へ。
「どんな境遇にあっても、誰もが希望を持てる社会をつくりたい」というビジョンを掲げ、
オフィシャルメールマガジンも開設して発信力を強めています。

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◎NPO法人D×P→
◎今井紀明さんブログ→

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