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日本全国の映画館の映写機と映画館主を追ったドキュメンタリー『旅する映写機』
初日の3/15(土)、森田惠子監督にお越しいただき舞台挨拶を行っていただきました。
元町映画館にお越しいただくのはちょうど2年前に上映した
『小さな町の小さな映画館』以来2度目。本当に素敵な方です。

映写機が映画館から映画館へと旅をしていることを知り、
デジタル化が進む今だから記録を残さなければと思ったと言う森田監督。
元町映画館の映写機も、一部はかつて三宮のアサヒシネマで使用されていたものでした。

上映後は2Fの部屋に場所を移し、映写歴50ウン年の大ベテラン、
元町映画館も開館前からお世話になっている早川澄治さんにもお越しいただいて
映写機について、フィルムについて、そして映写技師の仕事についての
トークを開催しました。

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映画には古〜い「カーボン映写機」(炭素棒を燃やして光源を作る映写機)や
「流し込み」(フィルムの巻を上映しながら繋ぐ)という技法が紹介されますが、
それらももちろん経験している早川さん。
数台の映写機で同時に上映する「シネラマ」や通常のフィルムの倍の幅がある
「70mm」の映写も経験されていて、まさに映写の生き字引!

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お客さまにもフィルムを実際にお渡しし、見て触ってもらいながら
フィルムの仕組みやどの部分にどんな情報が入っているかなどを説明していただきました。
みなさんフィルムを手に光に透かしたりしながら興味深そうに見ていらっしゃいました。
その様子を見ていると、私も初めてフィルムを触った時の感覚が甦りました。
初めてフィルムを触った時は怖々でしたが、
「いま自分が手にしているものが“映画”なんだ」
というワクワクと興奮があり、フィルムを触ったからこそ
映写という仕事にどうしようもなく惹かれて今があります。
映画はもちろんその内容が魅力の大半だとは思いますが、
この高揚は映画の持つ魅力のひとつとして確実にあるのだと思います。
きっとフィルムを手にされたお客さまも、その後映画に接するたびに
フィルムの感触と目を凝らして見たフィルムの中の画を思い出されるのでしょう。
実際に手に取れる“映画”であること、それがフィルムの最大の魅力かもしれません。

元町映画館は昨年末にデジタル上映機材を導入いたしましたが、
35mmフィルム映写機も2台とも残すことに決めました。
今後もお客さまにフィルムに親しんでいただける機会をつくっていきたいと思っています。
春以降、不定期ですが「フィルムで観る」というフィルムで映画を上映する
シリーズ企画も登場します。

映画『旅する映写機』には全然知らなかった山の中の映画館も登場します。
この映画に出会ったことでいつか行ってみたい映画館がいくつもできました。
映画が、映画館がお好きな方には絶対に観ていただきたい映画です。
元町映画館では3/21(金)まで、毎日10:30から上映しています。
ぜひみなさまのお越しをお待ちしています!

森田監督、早川さん、どうもありがとうございました!

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(mirai)

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