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「許されざる愛を描いた」
とメロメロメロドラマのような謳い文句。

だがしかーし。

決してメロい映画ではなかった。

若く正義感の強い兵士
自分を曲げない女兵士
高名な作家でもある判事。

3人それぞれの選択と生き方。

3人のキャラクターのバランスが良く、
その3人を見つめる視点に甘さがないのが素晴らしい。
全編ダレずに緊張感が続く。

女兵士を演じるピヒラ・ヴィータラの
決してなつかない野生動物のような眼を、
判事を演じるエーロ・アホの(あえて名前にツッコミは入れまい!)
絶望的なまでにふかい闇の中の気高い孤独を、
若い兵士を演じるサムリ・ヴァウラモの
チラシでは半分も伝わらない男前っぷりを観よ!

そして音楽がまた、素晴らしかった!

ドラマチックな旋律が高揚する瞬間の、
叩き付けられるピアノの不協和音!
うがあ、かっこいーーー!とひとり悶絶。
ゾクゾクしました。
沈黙もまた、美しく感じるのは、
やっぱり音の使いかたが上手いのだと思う。

いわゆるモラリスト、“ただしいひと”はにがて。
彼らはただしさ(という幻想)にとらわれてしまうが故に、
食われて他人の血となり肉となるべし。

さいごはひとりごとです。

(mirai)

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