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1月19日、元町シネクラブ Vol.3 開催しました。
今回は映画館若手スタッフも加わり、賑やかな集まりになりました!

2013年ベストテンの話から、
まずはスタッフベストワンに輝いた、
お題『わたしはロランス』について。

若手スタッフは、やはり
「すごかった!」という意見が圧倒的。
物語、映像、音楽、ファッションなど、
すべてがツボにはまっているようです。
また、これから公開する旧作の
『マイ・マザー』『胸騒ぎの恋人』も観て、
「前者は会話劇、後者はビジュアル重視の映画で、
『~ロランス』はその両方を取り入れて進化している」
という意見もありました。

ストーリーについては、
「ロランスではなく彼女の方の気持ちが丁寧に描かれていて、
女性の心情をとてもよく汲んでいる」
一方で「エンディングの<わたしはロランス>という主張が、
ロランスの描き方が一辺倒なのでのれなかった」
という方も。

その他、
「上映時間は長いが、二人の気持ちの変化を描くには
それだけの時間が必要だったんだな、とラストを観て納得できた」
「ポスター画像に使われているシーンが、
まさかここで、というタイミングで意外だった」
などというお話も。

まだ若干24歳の監督。
「その年で、大人の十年間の心境の変化を描けるのはすごい」
という意見もありました。
今後の活躍が本当に楽しみです!

続いて『ブッダ・マウンテン』。

これはやはり、ラストの解釈が難しく、
最初は戸惑った、という人もいました。
でも、「死をマイナスとして捉えないところが良い」
「シルヴィア・チャンは新たな人生に入ったと思えた」
など、肯定的に捉えた意見も。
また、「観音山にバイクで行ったり列車で通ったり、
何度もしているうちに現実と幻想の境が曖昧になっていく。
エンディングも現実ではないのかも」
という方もいました。

白黒つけない、東洋的な死生観を描いた作品。
年齢を重ねて観たら、また違った感想になる深い映画だと思います。

その他、
「若者3人がバイクに乗るシーンや、中年女性との出会いのシーンなど、
幸せな場面が後の別れを予感させて切ない」
という、撮り方の秀逸さに言及した意見や、
「若者3人と中年女性が対等に描かれるところが良い」
という視点もありました。

「中国映画は社会と個人の関係を描くものが多かったが、
個人の内面に迫った画期的な映画」という方も。
元町映画館では「中国映画の全貌2013」で上映した前作
『ロスト・イン・北京』も素晴らしかった監督。
新作の『二重露光』が昨年の大阪アジアン映画祭で上映されているので、
一般公開に期待です。

続いて『眠れる美女』。

「第二の物語」医者のエピソードが一番印象に残った、というご意見。
トークをしてくださった土井さんの話にあったように、
「人と人がつながっていれば、自殺願望があっても生きていける」
という解釈ができて良かった、という方も。

また、「第一の物語」国会議員の話については、
「娘が恋をすることで、父の行為が愛によるものだとわかる、
というところがよかった」
「自分の信条と党の方針の違いによる葛藤が面白かった」など。

「誰もエルアーナの本当の姿を見たことがないのに、勝手に議論している。
それでは何もわからなくて、国会議員の娘のように、
世の中に出て、そこで初めてわかることがある。
対照的に、イザベル・ユペール扮する女優は、外に出なかったところが悲劇」
そんな解釈も出ました。

「植物状態」といっても、実際はいろんな状況がある。
群像劇にすることでそれぞれ違いを描けていて良かった、
という意見もありました。

次回のお題に入っている『母の身終い』も、
尊厳死を扱った作品です。
比較してみるのも面白いかもしれません。

さて、次回のシネクラブは下記の通りです。
多くのご参加お待ちしています!

元町シネクラブ Vol.4
◎日時:2/16(日) 13:30~15:00
◎参加費:200円(会場費、お茶代)
◎お題映画:『父の秘密』(元町映画館で上映終了)
『ゆるせない、逢いたい』(元町映画館で1/31まで上映)
『母の身終い』(元町映画館で2/1~2/21上映)
『おじいちゃんの里帰り』(元町映画館で2/8~2/21上映)

(S/N)

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