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『椿姫ができるまで』公開を記念して11/10(日)に開催した
竹山清明さんの「オペラの舞台裏をのぞき見る」トークに参加しました。

竹山さんは建築家が本業ですが、3年前から自分でもオペラを歌われているそうで、
オペラのいろいろな話を伺いました。

本業が建築家なので、オペラハウスの構造からお話がはじまりました。
舞台のステージは長方形が当たり前と思っていたのですが、
本来ステージは正方形がスタンダードなのだそうです。
後方で大道具を組み、場面転換をする必要があるのと、
オペラでは声を響かせるため奥行きが必要なのだとか。
竹山さんが設計をされたピッコロシアター(尼崎市)は
舞台が正方形で設計されたとお伺いしました。

オペラにはコレペティトゥールという伴奏者がいて、
ソリストに指導できるほどオペラに精通している職業なのだそうです。
有名な指揮者にはコレペティトゥール出身者が多く、カラヤンもその一人。
指揮者への修行過程の人が勤めるのだというお話でした。
『椿姫ができるまで』のコレペティトゥールは美人で知的な女性でしたね。

ソリストは手前にいるオーケストラより
声を客席に響かせなければいけないのですが、
そのためには独特の発声方法が必要なのだそうです。
声が一番聞こえる歌手はドミンゴ。
ソリストそれぞれの声を聞かせていただきながら、聞き比べをしました。

オペラというと敷居が高く感じますが、オペラを楽しむためには、
まず曲を知っていることと歌手を楽しむことがいいとのこと。
何回か聞いていると曲は覚えられるので、
オペラを楽しむためにはお勧めですとおっしゃっておられました。

オペラは歌舞伎のようなもので、非日常的な空間を楽しむ場なのだそうです。
伝統的なオペラは舞台装置や衣装がとても豪華なもので、
大道具の担当者だけでもたくさん必要なのだそうです。
最近はニューヨークにあるメトロポリタンが一人勝ちで
スター歌手を多く擁しているというお話でした。
他のヨーロッパにあるオペラ座は伝統的な舞台より
現代的な演出が増えてきているそうです。

この『椿姫ができるまで』はまさしく現代的なオペラといえます。
つまり、伝統的な演出より心理描写に重点をおいた、
大道具をほとんど作らない舞台のことです。

『椿姫ができるまで』は歌手ナタリー・デセイが椿姫を演じるさまを
練習風景から捉えた作品です。
「椿姫」は有名な曲が多く、日本人にもなじみ深いオペラです。
それだけにオペラの入門編として楽しい作りになっているのではないでしょうか。

(リブロ)

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