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関西には「アホや」という褒め言葉があります。
愛情を込めて言うその言葉は
「とてもイイよ!」という感じでしょうか。

ニュアンス的には、映画で言うと、
ストーリーに関係のない(本当はあるんですけどね)
どうでも良さそうな(本当はどうでも良くないんですけどね)
シーンを、時間とお金をかけて撮る
というような「アホ」な事をする。
しかしその「アホ」がとてつもなくセンスが良いとかカッコイイとか、
そんなシーンを作品の中に入れる感じですかね。

しかし、これがセンスが悪いとほんまもんの「アホ」になり
時間と金をかけただけの最悪な作品になります。
ま、普通ちゃんとした映画監督は「アホ」な事をしませんけどね。

そして、愛すべきちゃんとしていない
すばらしい「アホ監督」がまさにパン・ホーチョンさんです。

isabela3.jpg

いやー『イザベラ』おもしろかったです。

エンターテインメントの何たるかを
確実に解っていますねこの監督。サイコー!
ウォン・カーウァイさんが出て来た時の感じですかね。
でも、ウォンさんよりもオシャレでセンスが良いですね。
あ『イザベラ』はひょっとして
ウォンさんのパロディがちょっと入っているかも?
オリジナルポスターは明らかにパロってますよね、
ウォン・カーウァイ色を。

しかし、どっちかっていうと私は
ポン・ジュノさんが出て来た時の衝撃みたいなものを感じました。
『ほえる犬は噛まない』を見た時の衝撃は凄かったです。
あ、天才。と思いました。
パン・ホーチョンさんも「天才」とか
「カメレオン」とか言われているようです。
カメレオンという称号はどんな映画でも撮れるということで、
才能が無いと無理ですもんね。

それはそうと、皆さん。

『ドリーム・ホーム』のチラシだけで、
パン・ホーチョンさんはいつも血みどろとか
ホラー監督と思っていませんか?

先ほども書きましたが、
カメレオンと呼ばれていて、
例えばポン・ジュノさんがコメディを撮っても、
サスペンスを撮っても、怪獣映画を撮っても、
ラブ・ストーリーを撮っても、天才といわれるのと同じです。
『ドリーム・ホーム』も
ちょっと血みどろでも撮ってみるかという感じでしょうか。
しかし見れば解りますが、凡百のホラー映画とは全然違います。
ホラー監督ではないのは見れば解ります。
逆にわざと挑戦している感がありますよね。
まあ一度騙されたと思って、
ホラーが嫌いなら、それ以外の(全作品良いですが)
『イザベラ』とか観て下さい。
絶対好きになりますから。

まあ、基本いつでも
(皆さん大好き)下ネタですけどね。あははは。

『AV』も裸だと皆さん敬遠されがちですが、
エンターテインメントぶりは遺憾なく発揮されておりますよ。

『イザベラ』は主演の女好きのダメ汚職刑事役の
チャップマン・トーさんがサイコーです。

isabela5.jpg

ガラの悪い刑事が、娘が出てきて
だんだんととってもキュートに変わっていきます。
めちゃ巧い!演技も脚本も!
父娘の話ですが『SOMEWHERE』の10倍は面白いです。
あの『エグザイル/絆』のアンソニー・ウォンさんまでが、
おもしろい演技をさせられています。
これがまたイイ役です。

そして主役はひょっとして、
マカオという土地かと思うぐらい、景色が美しいです。
私、映画を見て、
珍しくロケ地を見に行きたいと思ったぐらいですから。
観光地だけではないマカオの街のカッコ良いところを
センスよく出しています。
パンさんの天才ぶりはここでも発揮しております。

isabela4.jpg

あ、街撮りCapeさんは、必ず気に入りますよ(名指ししちゃったりして)

パン・ホーチョン最高ー!
全作品ご堪能あれ。

(おもしろ)

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