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7月27日~8月2日、1週間限定上映の『建築学概論』。
今回はこちらを紹介させていただきます。



あらすじ
建築学科に通う大学1年のスンミン(イ・ジェフン)は、“建築学概論”の授業で音楽科の女子学生ソヨン(スジ)に出会い、一目で恋に落ちた。しかし、恋に奥手 なスンミンはなかなか告白できないまま、小さな誤解からソヨンと遠ざかってしまう。それから15年後、建築士になったスンミン(オム・テウン)の前に、ソヨン(ハン・ガイン)が突然現れ、家を建てて欲しいと言う。その建築の過程で次第に明らかになるソヨンの素性。そして、よみがえる記憶と新たに生まれる温かな感情。しかしスンミンには婚約者がいた-。
(『建築学概論』公式HPより)

【おすすめ】
「初恋はうまくいかないから初恋なんだ。」

甘酸っぱいというよりは、ただただ酸っぱい初(失)恋の記憶。
忘れてしまったその記憶が、初恋の相手の登場で唐突に蘇る。
けれど、わたしたちは初めて誰かに恋をした時の記憶を
ほんとうに「忘れてしまった」のでしょうか?

もしかすると、その記憶に自分でフタをしてきたのかもしれません。
そしてそれが「大人になる」ということだったのかもしれません。
けれど、なにかのきっかけでこのフタが開いてしまうことがある。
『建築学概論』はこのフタが開いてしまう瞬間をとらえた映画です。

さてさて、この映画のおすすめポイントは、その演出のうまさ
チェジュ島の陽光と潮の香り、ソウルの寒そうな街角。
スンミンのお気に入りTシャツ、スンミンとソヨンを結ぶCD。
あるときは温かい、またあるときはあやうい雰囲気を醸し出す会話。
個性的で、しかし「こういう人、いるいる」と思わせるキャラクター。
物語の重要な箇所で映し出される「家」。
カメラに映し出される場所、モノ、人、すべてが
ふたりの「過去」と「現在」を見事に繋いでいます。

ぜひ劇場のスクリーンで観ていただきたい作品です。
主人公たちと一緒に、チェジュ島の光の中を、ソウルの街角を歩いていただきたいのです!
ウニ入りわかめスープを一緒にすすって、ソジュ(焼酎)をクイっと飲んでほしいのです!
スンミンが涙を流すときはそっと傍で見守ってあげてください。
ソヨンの奔放さにつきあってあげてください。
そして劇場を出るときには、きっとわたしたちがフタをしてきた酸っぱい記憶が
やさしい思い出になっていることと思います。

(たけむら)
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