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失礼を承知で言うのだが
まず、一人ひとりが
非常に聡明であることに驚いた。

それは取りも直さず
池谷監督がそれを信じているから
そういった敬意を持って彼らに接しているから
それが画面から伝わってくる
ということなのだと思う

気候的にも立地の面からも
厳しさの多い土地に生きる中で
自ずと鍛えられたものなのか、
あるいは震災の被害に
向き合わざるを得ない状況で
さらに深まったのか
それぞれが語る言葉を持っていて、
その静かだけれど説得力のある
ことばのひとつひとつが
ユーモアを交えながら
こちらの内側を満たしていく

連綿と受け継がれてきたものを
またこれから後に続くものに送り渡していくこと
それだけのことを知恵と落ち着きをもって
淡々とやり続ける
ただの容れ物として
それが人の使命かしらんと思わせられる

正論を言うだけなら
どんな馬鹿だってできる
考えなくて良いから。
洪水で何度も流されている場所に
再び家を建てることの危険は
誰よりも分かっている人が
それでも尚そこに建てるという覚悟、
その意味を
私たちは改めて考えてみるべきなのだ

直志さんの奥さん、テル子さんに言わせれば
頑固で勝手な旦那さんということらしいが
完成した新しい家で
夕日を見遣りながらお茶をすするその横顔は
悲しみも厳しさもすべて承知の上の楽観

楽観を選び取った覚悟を静かに写す。
そして観ている私達にも、
これからのことに希望を持っても
良いんじゃないかと感じさせてくれる
優しさに満ちている。

(ハイノキ)
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