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細かいエピソードや小道具なんかは、
インサイダーの知識・経験に基づいて、
ある程度以上に正確に描かれているのでしょうが、
決してマニアもの、内幕ものにとどまる映画ではありません。

むしろ現代の、普通の、
夫婦生活の哀歓、友情というより同僚関係、
芸術家というより一種の技術を志す
男女青年の修行譚や師弟関係を、
「落語」という(たとえば酵素免疫学的
微量定量法の研究開発の世界、とかよりは)
比較的よく存在の知られた世界を背景に
描いた映画であることに好感が持てました。

たぶんどんな世界の生活にも、
きわめて現実的な面とやたらと(外部からは)
シュールに見える面とがあると思います。

rakugo1.jpg

おかみさんを演じる田畑智子さんが、
メリハリの利いた「過剰」な演技をすることで、
それら両面の境界に
きれいな折れ目をつけてくれています。

この監督さん、噺家さんなんでしょうか。
この先、落語の世界を離れた映画も
撮ってくれないかな、と思います。

(堀)

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