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仙台からはじまった全国ツアーも、
2月22日元町映画館で最終公演を終えました。

フランス語が聞こえてくる映画館前は、
商店街を行き交う人たちからもちょっと注目?
館内はいつもと違う熱気に包まれました。

はじめに45分ほど、
東京芸術大学大学院映像研究科のアニメーション専攻で
サウンド・デザインを教えてらっしゃる岸野雄一氏から、
〈音と映像のシンクロ(同期)について〉の
レクチャーがありました。

amsff_recture.jpg

岸野氏は、坂本龍一と共に
「スコラ・音楽の学校」のシリーズで
「映画音楽編」を担当され、
音楽ユニット「ヒゲの未亡人」でも有名な方です。

実際にいくつかの映画を見せていただきながらの解説は、
とてもわかりやすく興味深いものでした。
ご存知の方も多いと思いますが、
トーキーがはじまった頃の状況を取り上げた
『雨に唄えば』のシーンから、
まずは声とのシンクロ、つなぎの音楽の役割などをお聞きし、
続いてチャップリンの『街の灯り』を。
『座頭市あばれ火祭り』では音楽を止める効果について、
往年の勝新太郎さんの剣さばきに思わずうっとりされた方も?
ディズニー映画『ファンタジア』では
ミッキーの足の動きに合わせた音楽をクローズアップ、
また音楽と人の歩調が一緒になってしまった、
場合によってはちょっとコミカルになってしまう?例として
『キル・ビル』のワンシーンのあと、
同じタランティーノ監督のその後の作品
『イングロリアス・バスターズ』での音楽と違った歩調、
小走りに階段を駆け上がるシーンと比較されるなど、
さまざまな場面から、音と映像のシンクロについて
理解を深めることができました。

休憩を挟んで、いよいよ
Gangpol & mit(ギャングポルアンドミット)のコンサートです。

ギャングポルアンドミットとは、
サウンド担当のシルヴァン(ネコ背)と、
ヴィジュアル担当のギョーム(モジャモジャ頭)によるユニットで、
フランスのボルドー出身でありながら世界中で活動する彼らは、
ポップでキュートなエレクトロニカ・サウンドと、
究極のポップ・アニメーションを組み合わせた
パフォーマンスを展開し、
子供から音楽マニアまで幅広く魅了している
…とのご紹介どおり、
舞台に映し出されたアニメキャラクターと
一緒に演奏するライブはとても斬新でした。

amsff_live1.jpg

amsff_live2.jpg

今夜ばかりは館内も、音楽に合わせて、
観客の方々の身体の波が、手拍子の音が、
一緒に動いていきました。
途中で席を立ち上がった人たちも!
長身のシルヴァンの頭が天井に届きそうで、
ちょっと心配になりましたが、
無事、この空間がライブ会場に変身できたひととき、
アンコールまで1時間を超え、大いに盛り上がりました。
ご来場いただいた皆様に心から感謝いたします。

またフェスティバル実行委員会
キュレーターの田端志津子氏をはじめ、
PAで多大なご協力いただいた森本アリ氏、
岸野さんと元町映画館の橋渡しをしてくださり
設営にもご協力いただいた安田謙一氏にも、
この場をお借りして厚く御礼申しあげます。

(おトシ)

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