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1/12(土)・13(日)と2日間に渡って
『ぬちがふぅ(命果報)~玉砕場からの証言~』の
朴壽南(パク・スナム)監督の講演を開催しました。

監督は昔、神戸にもお住まいだったらしく、
神戸の同胞にもご挨拶をと、
神奈川から助監督でもある娘さんと共に、
元町映画館までお越し下さいました。

朴監督は在日コリアンとして、
60年代から一貫して
民族差別問題に取組んで来られた方です。
取組んで来たというより、
闘って来たと言う方が正しいでしょうか。

在日コリアンとして自覚をもったという小松川事件に始まり、
広島での被爆同胞の証言集の刊行、
最初の映画『もうひとつのヒロシマ~アリランのうた』、
そして沖縄へ連行された朝鮮人軍属、慰安婦を取り上げた
映画『アリランのうた~オキナワからの証言』、
その流れからの今作『ぬちがふぅ』との一連の
一貫した民族差別との闘いの、
半世紀にもわたるご自身の歴史を熱く語って頂きました。

しかし、熱くなり過ぎてタイムオーバーになってしまい、
急遽、つづきのお話は2階でしてもらう事になりました。
2階は改装後、元町映画館初のトークでの使用となりました。

お話を良く聴いていると、
どうやら今作には続編があるらしく、
現在編集をしているとのことです。
証言者の方たちもご高齢なので、
何が何でも今年中には完成しないと、
と次作を熱く語っておられました。

お話で印象的だったのは、
小松川事件の被告の少年との往復書簡のお話の時に、
当時の想いが蘇ったのでしょうか、
感極まって言葉につまってしまったことでした。
事件に関わって以降、
ご自身も在日コリアンとしての自覚をもったとのことで、
アイデンティティーの原点として当時の事を考えると、
いっぺんにいろいろな事が溢れ出たという感じでした。

年輪を重ねた方のお話は重みがあり、そして力強い。
歴史の闇を暴き、真実をおおやけにするという
大きな使命をまっとうしようとする朴壽南監督の意志を、
後に続く私たちも見習わなくてはと思った講演でした。

(支配人)

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