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ドイツ語をよく知らないので、
原題「Abendland」は「夜の国」
くらいの意味かなと思っていたら
「西方」を指すらしい。

まあ地球の北半球では
太陽が東から昇って西に沈むのだから、
《陽が沈むところ》ってことだろう。

昔むかし、
闇を照らす照明器具が少なかった時代、
人は朝日とともに起き、
陽が沈むと眠るのがフツーだった。

現代は違う。
眠らない町とか24時間都市とか言って、
夜起きてることがかっこいいような
風潮もなきにしもあらず。

で、この映画は、
夜に寝ていない人たちの記録である。
邦題のように必ずしもお仕事をしている人だけではなく、
遊んでいる人もまた登場する。
しかし、夜にする必要のある仕事、
あるいはやむなく夜を徹してする仕事、
夜しか出来ない仕事などが、
こんなにあるんだと教えてくれる。

機械のメンテナンスなどは
職場が引けて労働者がいなくなってからすることは判るし、
夜警とか、夜勤が必要な仕事は想像がつきやすいが、
それさえも、じゃあ実際どうやってるのかということを
見せてくれると言うのは、こういう機会でもなければ、
知らずにすましてしまいそうである。
だから、それだけでも見る価値があると思う。
でも、この映画では、
あ、こんなことも夜中に
(というか、相手があるので時間を問わず)
やってるんだという驚きのこともある。

例えば、亡命者、不法入国者を取り調べる担当官、
難民キャンプにいる人々をグループごとに
別の住居に移動させる係官などがそうだ。

何か起こらなければそれでよしだが、
いざという時のために待ってる仕事の
退屈だけど油断出来ない時間を過ごす人たち。e.t.c.

仕事の多様性もさることながら、
文明の進み過ぎ、便利さを求めて
無駄な電力やエネルギー資源の使用になっているではないか
ということを考えざるをえない。
監督はきっと、そこに気づいて欲しいと思っているだろう。

電気を消して、夜は寝よう。おやすみなさい。

(なまけネコ)

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