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香港ノワール、ここにあり。

冒頭、信号機越しに見える静かな青空が
これから始まる事の激しさを予感させるかのようで
ゾクゾクさせる。

前回の『密告・者』がたいへん傑作だったので
この青空を見た瞬間、
わたしのボルテージも静かに上がっていた。

準備はオーケーだ。ダンテ・ラム


激しいカーチェイスに走行戦と銃撃戦
それらが容赦なく目の前で繰り広げられる。

しかし、これだけだと普通の娯楽作品であって、
どこにでもある映画だ。
だが、単なる娯楽作品の枠に埋もれないのが
この男、ダンテ・ラム。

まず、前回同様音楽の使い方が巧い。
こちらまで疲弊を伴う激しいアクションのなかで
まるで箸休めかのように流れる音楽。
それはもうド絶妙なタイミングだ。
そしてニコラス・ツェー演じる刑事トンの
着信音にまで抜かりない。

そして手持ちカメラが
より人々の感情を浮き彫りにし、
ざらついた画からは
生活臭さ、泥臭さがより感じられる。

バイオレンスアクションでありながらも、
これは”ヒト”の映画でもある。

物語は静かな青空で始まり、
静かな青空で幕を閉じる。
あれだけ激しい戦いのあとにも、
どこか爽やかで清々しい。


巧い巧いと唸りながら観ていると
もうアドレナリンがでっぱなしである。
前回に続きまったくだれることなく
最後までノンストップで走り出す。
完全に持って行かれたのだ。
そう、またしてもダンテ・ラムに
もてあそばれたのである…


『チェイサー』や『哀しき獣』、
『アジョシ』にしろ
アジアのバイオレンスアクションおそるべし。

これはゼッタイに
大きなスクリーンで観てくださいね!


※ニコラス・ツェーの裸(上半身ね)
に興奮しました。ごちそうさまでした。

(エ)

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