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香港ノワールと宣伝文句にあるので
見る前に何となく想像はしてました。

見た後の第一印象は、
予想以上に動き、
アクションが素晴らしかった。

アクションの部分以外にも
繊細ないい所がいっぱいあって
アクションを支えてる気がします。

画面の色つやを見ていると
香港ということもあってか、
パン・ホーチョンとウォン・カーウァイの
二人の匂いにもどこか通じるとこがある。
彼らに銃とカーチェイスを注入したら
ダンテ・ラムができる。

アクションで大事なのは
時間が長らく停滞しないということですよね。
長回しのアクション映画は見たことない。
というか動かないとアクションではないです。

バンバンバンと音がして、
死角に敵が潜んでいる緊張、沈黙、
そしてまたバンバンバンです。
走って、止まって、また走る。
追って、見失って、また見つけて追っかける。

まあメインキャストは
ふつうなかなか死なないから安心して見てられますし、
死んでも映画は映画ですから、
見る方はその動きを楽しんでます。

ニコラス・ツェー演じるのが凄腕の武闘派刑事で、
ニック・チョン演じる元ボクサーの雇われの殺し屋が、
検事の娘を司法取引がらみで誘拐するんです。
その少女の母が美しい検事さんで
演じているのはチャン・ジンチューという女優さん。
ビビアン・スーに似てます。
話の始まりの方でその少女の姉を
ニコラス・ツェーは事故ではあるんですが
殺したような形になっていて、
妹を救い出すのは自分の使命だと思っている。
その少女の誘拐/奪還物語がこの映画です。

ニコラス・ツェーは男前です。
同僚の刑事のミスを大声で怒鳴り散らすアツさ。
それだけなら普通の熱血デカです。
しかしその同僚が他日、
仕返しとばかりに弱みに付け込んで
怒鳴り散らしても一言も言い返さずに黙って聞く。
少女を救うという目的のためなら。

ニック・チョンは、事故かなんかで顔に傷がある。
特に右目が義眼のようになって怖い面構えで、
左目もかすんで色が判別できない。
彼には寝たきりの妻がいて発作が起きたら
薬を飲ませてあげないと妻は死んでしまう。

こういうシーンがあります。
発作が起き薬を飲ませようとして、
誤って何種類かの薬瓶を割ってしまい薬が床に散らばる。
種類が混じってしまって飲ますべき薬が分からない。
カプセルの色でどの薬か分かるんですが彼には見えない。
そこで誘拐した少女に取り上げた薬の色を
ひとつひとつ言ってもらう。
殺し屋と少女の取り合わせで
レオンのような心の交流は皆無ですが、
このシーンは他愛無いだけによかった。

登場人物達の「出会い」のシーンも秀逸なのですが、
それについては多くを言えません。
しかし出会いというのは偶然ですが、
終わりから振り返って見ることで
必然と成るんですね。

(T)

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