上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2011.07.25 SOMEWHERE(T)
物語の筋立てはいたって単純で、
父と娘が夏の短い間を一緒に過ごした、です。

だからといって映画が単純でつまらない訳じゃないです。
(つまらなかったらごめんなさい)

退屈な日々と感じているのは、
スティーブン・ドーフ演じる
若い父ジョニー・マルコ(ジョン・マルコビッチと関係あるの?)。

で父は思う訳です、
離婚して俺は忙しくてたいした面倒も見ていない
娘のクレオ(エル・ファニング)は生き生きしてうつくしいなと。

ふつうなら多少ぐれるでしょ。
別の映画だけど、教育の根本は家庭にあり、だったりもするから。

娘クレオは、しかし、初々しくてまぶしい、
ここは誰も否定できないところです。

退屈な父の退屈の中身は、
毎日酒を飲んで、何人もの女性と関係をもつ、です。
愛車は黒のフェラーリ。

ちょっとひん曲がった退屈でしょ。
まさにヴァニティ・フェア。虚栄の市です。

でもまあ毎日気持ちのよい事ばかりしてたら
感覚が麻痺するのは当たり前でしょ。
麻薬はしてないみたいだけど、父の堕落が映画の主題ではないですから。

救いはこの父あまり親友がいないところで、
自分と向き合ったりするから、改善の余地があるんです。
決してかっこよい孤独ではないけど、いつでも原点に還れる孤独というか。

中身のことを少し。

セレブの父(人気俳優)とその娘という割には、
この映画の舞台となるホテル「シャトー・マーモント」は全然豪華じゃありません、
ただ伝説のホテルというだけで、
どちらかというと静かな落ち着いた場所ですね。
田舎の避暑地って感じです。

最後に、アタマのシーンとケツのシーンは、関連がありますね、
私は永劫回帰のことを思ったりしました。
悪循環の切断という感じしますよ。

その後、流れる音楽のかっこいいこと。
やはりソフィア・コッポラでした。

(T)

Secret

TrackBackURL
→http://motoei.blog.fc2.com/tb.php/16-b5b039b1
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。