上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
mitsuko4.jpg

な、なんなんだこの映画は。

観終わった後、心と身体の
おさまりどころが見つからなくて戸惑った。
え、なに?この感じ?

不穏にざわざわしたものが自分の中に湧いて
そいつらのいくつかは自分から抜け出て
(エクトプラズムみたいに!)
そのへんをてんでばらばらに浮遊してるのを
なんとかしなきゃ、なんとかしなきゃ、どうしよう、
ってただ焦ってるみたいな…って
長いうえにわかりにくいわ!しかもなんか
違う気もするわ!ごめんなさい!

余韻を残す、というものではない。
この映画は、いち鑑賞者でしかないはずの
わたしの日常の隙間に巧みに入り込んだのだ。
おーコワ。

変なひとたちばっかり登場する
シュールな映画だと思ったのだけど
出てくる人は考えてみたらそんなに変じゃなかった。

うそつき。こわがり。事なかれ主義。かまってちゃん。
やりチン。都合のいい女。

そんな人掃いて捨てるほどいるよ。
わたしの周りにも。あなたの隣にも。
だからこれはごくごく日常を描いた映画なのだ。

登場する男どもがみなイタい。
イタいけど、結局はまんまと自分の欲望を手中にしている。
女たちはみな何もかもが思い通りにならずに
我慢し妥協しつねにイライラを懐に忍ばせている。
(ミツコとエミの破顔した表情をいちどでも見たか?)
山内ケンジ監督は人間をよく見ていると感心させられる。

突き通すのが男の性、受け容れるのが女の性。
(ダブルミーニングで。って下ネタやないか!)

結果思い通りになるのならイタくたって構わない!
そうは思っても実際そうはできないのが大半の女性。
社会性を獲得した女性って損な存在だわねえ。
欲望に引っぱられる力が強過ぎてなりふり構わないうえに
イタくなっていることに本人は一切気づいていない男性。
イタいけど結果オーライじゃん。ああどっちが正解なんだ。

あんがい外から眺めたら
あなたの日常もこんなだよ。

(mirai)

Secret

TrackBackURL
→http://motoei.blog.fc2.com/tb.php/141-61f456c2
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。