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首都中心街の、一方通行6車線はありそうな
公道をいっぱいに使ってのカーアクションは、
まず韓国映画でしか見ることのできない圧巻でしょう。

一方、『漢江の怪物』でもそうでしたけれど、
日常の都市生活の一こまを
いきなりパニックに落とし込んでしまうのが、
韓国製「怪獣モノ」のオハコのようで、
きれいに観客を引き込んでくれます。

ストーリーの展開も、
「他人と違うってしんどいこと」なのか、
正義を貫徹するために
他者に犠牲を強いることは許されるのか、
黙っていれば波風たたなくていいんじゃないか、などなど、
なかなか、どんな社会にも共通の、
またそれだけに古くて難しい倫理学上の諸問題を意識させて、
単純に「アクション飽き」させてしまうことがありません。

また、外国人労働者を(彼らが韓国的長幼の序とか
花札とかを受け入れるのであれば)
歓迎し定着させていこうとする韓国社会の度量も、
たとえば日本の「歓待」「サウダージ」などとの比較で、
実に興味深いものがあります。

それにしてもあの二人のコンビ、
『アーチ&シパック』の二人にそっくりでしたね。

…というような意欲作。
管理社会の巨大都市の真ん中で
「男と男」の追っかけアクションを撮るためには
ああいったSFファンタジーを
設定する必要があったことも理解できます。
そのことで飲み屋街裏通りのカーチェイス、
といった稀有の場面も可能になっているのだし。

つっこみどころについてはそれとして、
今後の韓国映画の新しい展開に期待を持たせる映画です。

(堀)

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