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単館系のミニシアターの特徴的なプログラムのひとつに、
インディペンデント映画の上映がある。
主に若手の映画監督が、自分たちで企画を起こし、資金を集め、製作した映画だ。
劇場に映画を卸す配給会社がつく場合もあれば、
上映する劇場を探して監督本人が奔走する場合もある。

劇場運営に関わったことのある人ならみな、口を揃えて言う。

「インディペンデントは、キツい」。

キツいとは、客が入らない、興行収入があがらない、ということだ。

もちろん“興行”することを考えて作られていないような、
独りよがりの作品もないとは言えない。
だが、映画ファンにとって新たな視点を開いてくれるような、
そんな魅力的なパワーに満ちた作品に出会えることもままあるのだ。
しかし悲しいかな、どんなに魅力に溢れた映画であっても、
やはり興行的にはキツいと言わざるを得ない状況で上映を終えてしまう。

このままで、良いのだろうか?

ミニシアターの経営が苦しくなって久しい。
1人でも多くのお客さまに来ていただけるプログラムを組みたい。
いや、そんな作品を上映しないことにはもはや立ち行かないことは明らかだ。

でも「売れる」作品ばかりかけることを考えていて、それで良いのだろうか?

ミニシアターとメジャーの映画館の違い。
それは、“挑戦”ができるかどうかではないのか。

名も無き若手映画作家を応援する。育ててゆく。
それができる、いや、しなければならないのがミニシアターなのではないか。

この秋、元町映画館では、日本の若手映画作家による新作を連続で取り上げる
新たな企画「特集 JAPAN NEW WAVE」を立ち上げた。

現在上映中の『サッドティー』(10/3まで上映中、今泉力哉監督)、


はなればなれに』(10/4〜10/10、下手大輔監督)、


黒四角』(10/11〜10/17、奥原浩志監督)、


東京戯曲』(11/1〜11/7、平波亘監督)、


ポルトレ PORTRAIT』(11/8〜11/14、内田俊太郎監督)。


ミニシアターが下火になり、お客さんも保守的になりつつある
今だからこそ、の企画である。

まずは出会いの場を作ること。
これがミニシアターの役割だと思う。
あとは、お客さんに参加してもらいたい。
ミニシアターを盛り上げること、新たな才能を育てていくこと、
これはお客さんの応援を得て初めて実現できることだ。

どうかこの企画、そして若い映画監督たちを応援してください。

若手映画作家の、そしてミニシアターが好きなお客さんの本音をぶつけあう
トークイベントを企画しました。
ミニシアターが好きなお客さんの参加がないと成り立たない企画です。
劇場に言いたいこと、若手監督に言いたいことを本音でぶつけに来てください。


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JAPAN NEW WAVE公開座談会
~若手映画監督に明日はあるのか?!~


シネコン、スマホ世代の映画作家たちは、
最も共感を得られるはずの同世代が映画(館)離れを起こしている現状をどう見ているのか?
誰に向けて映画を作っているのか?
どうすればインディペンデント映画がお客さんに届くのか?
そんな若手映画作家のあれやこれや、登壇者・客席の垣根を超えて、
インディーズ映画業界の明日について一緒にぶっちゃけよう!

日 時:10/4(土) 16:00~18:30
会 場:元町映画館2F
ゲスト:下手大輔(『はなればなれに』監督)、
    内田俊太郎(『ポルトレ』監督)、石原弘之(『ポルトレ』プロデューサー)、
    田辺ユウキ(映画評論、宣伝)

☆参加無料☆

(mirai)

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大好きな人の小指からクローンを作っちゃうオンナノコの恋心暴走エンタテインメント
さまよう小指』。
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014でグランプリとシネガー・アワードの2冠に輝き、
さらにロッテルダム国際映画祭、プチョン国際ファンタスティック映画祭正式出品など
海外からも注目を集め、俳優の斉藤工をして「天才かも」と言わしめた
若き女性監督、竹葉リサさんの初長編作品です。

主演は個人的にカワイイ株急上昇中で大注目の我妻三輪子ちゃん!



そんな『さまよう小指』の公開を記念して、
あなたの小指をかたどったストラップを作るワークショップを開催しまーーーす!

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見本はこちら↑(ばばーん)

リアルな小指に真っ赤なリボンがキュート☆
もちろんこのリボンは“運命の赤い糸”をイメージしています。キャッ!
お好きなネイルを施してみるのも素敵ですね。
ピンキーリングなんかをつけてみるのもカワイイかも。
ホラー好きな方は血まみれにしちゃうというアイデアも!ギャッ!

自らの小指をかたどったこのストラップを大好きなアノ人にプレゼントなんてのも良いし、
カップルで参加しておたがいの小指を交換…なんてうらやましい!!!!!

講師はゾンビ企画でもおなじみ、
フリーランスで特殊メイクアップアーティストとして活躍するnocoちゃん。
(時々モトエイの受付でも活躍中☆)

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もともとずっと以前、nocoちゃんが自作の指ストラップをカバンにつけているのを見て
「これいいねー!こんなの作るワークショップとかあったら参加したいなぁ」と
話していたことが今回のきっかけ。
『さまよう小指』を観てすぐに、「今こそあの企画を…!」と思い立ち実現しました。
成形したり乾かしたり…という時間が必要なためワークショップはちょっと長丁場ですが、
日曜の午後、のんびりおしゃべりしながら楽しみましょう〜。
なかなかこんな機会もないですよ(そりゃそうか)。
ご参加の方には『さまよう小指』が1000円で観られる割引券もプレゼントします!

完全予約制で、人数には制限がありますので参加ご希望の方はお早めにご予約ください。


日 時:10/5(日) OPEN15:30/ START16:00(20:00終了予定)
参加費:おひとり3000円
定 員:10名(完全予約制)
ご予約:元町映画館までお電話(TEL078-366-2636)でお申し込みください。
    先着順、定員に達し次第受付終了とさせていただきます。


たくさんの方のご参加お待ちしておりまーす!

(mirai)

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9/13の土曜日、14:40の回の『めぐり逢わせのお弁当』で
「託児付き上映」を開催しました!

今回はたくさんのお申し込みがあり、4歳児1名、3歳児1名、2歳児2名、1歳児3名の、
計6組のご家族にご利用いただきました!
ご夫婦で映画を観てくださった方も。
また、今回も、神戸市シルバー人材センター「ぴよぴよ隊」さんから、
前回と同じ方を含む3名の先生に来ていただきました。

今回は最初に泣き出してしまうお子さんが多かったのですが、
そのうち遊びに夢中になり、皆で歌ったり絵本を読んだり、楽しく過ごすことができました。

さて、次回託児付き上映は
11/8(土)13:00からの『フランシス・ハ』です。



ニューヨークに生きる等身大の女性像を描いた秀作!
ぜひご利用ください!
(なお、次回から上映の30分前にお越しいただきますよう、よろしくお願いいたします)


************

第5回:託児付き上映

◎作品:『フランシス・ハ』
◎日時:11/8(土) 13:00~14:30
   (受付などありますので、映画開始の30分ほど前にお越しください)
◎料金:映画代+1,000円(兄弟姉妹の場合は1人800円)
◎対象:1才前後からの未就学児童
◎予約方法:10/31(金)までに、電話078-366-2636で映画館にご連絡ください。
     (申込者氏名、連絡先、お子様の人数、名前、年齢をお知らせください)

※定員になり次第、先着順で締め切らせていただきます。
※キャンセルされる場合は前日までにご連絡ください。
※元町映画館HP内にある同意書にサインしていただき、当日ご持参ください。

(S/N)

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今回は参加者がたくさんいらっしゃり、賑やかな回になりました。
しかも1名を除き全員女性!
お題のラインナップのせいでしょうか??

そして、今回のスイーツはルーマニアのチョコレート菓子です(写真右)。
食感はキャラメルのような雰囲気。
ついつい手が伸びてしまいます^^
その他、差し入れもありこちらも賑やかでした。
飲み物は前回に引き続きインドのチャイです!

それでは、一番見た方が多かった『めぐり逢わせのお弁当』から。

「日本人でもいろんな場面で共感できた。実家にお金を借りるのを躊躇する、という場面とか」
「小津っぽいと思ったら、監督が影響を受けた映画人の最初に名前が挙がってる。
本作はさながら『お茶漬の味』みたいな。木暮実千代でも出てきそう」
「予告編にいかにも、な美男美女が出てこないので、いわゆるインド映画ではない感じがした。
じわっとくる良さがある」
「二人が同じレストランにいて、何も起こらずに終わるところや、
男性が電車で目の前の老人をみて「これじゃだめだ」と気持ちを変えるシーンなどがよかった」
「エンディングはここで終わるのか、という感じでふわっと終わった。
いわゆるハリウッド映画っぽくなくてよかった」
「自分で結末を考えられる映画」

確かに、こういう作品は話していても盛り上がりますね。
最後、二人は「会えた」「会えなかった」というのも、
人それぞれ見解があり面白かったです。

また、
「女性の旦那がかなり悪い人。不倫しても仕方ない、という描き方に配慮を感じる」
「最後、男性もこの出来事をきっかけに近所づきあいをするようになって、
今の場所で居心地良く過ごす方法を見つけたというか、変化が見られて好感が持てた」
という意見もありました。

私も、同じインド映画の『マダム・イン・ニューヨーク』と比べ、
こちらの方が実際に女性が家を出て、自分の人生を生きる決心をするという点で、好きでした。

その他、
「ブータンに行って生活できるか?男性とお弁当を運ぶ人はカーストが違うのに
一緒に電車に乗れるのか?など、ちょっと現実離れしていて気になる面も」
「所詮は上流階級の話。架空の話の中でのリアリティはあるが、ちょっと上品過ぎるかな」
という方もいらっしゃいました。

本作の監督はアメリカで映画を学んだ人ですが、
思いのほかインドでもこれは観客動員がよかったそうです。
今後ますますインド映画への期待が高まりますね。

ちなみに、元町映画館では11月中旬にインド映画特集を予定しています。
ぜひおたのしみに!


続いて、『南風』。

「ベタな展開。進路に迷う男女の青春もの。でも、じーんと来るところはあった」
「風景をきれいに撮ってる、行きたくなった」
「壊れかけた橋のシーンは圧巻」
「実際にあり得ないストーリー。でも、台湾の日本に対するよいイメージは感じられた」
という意見がある一方、やはり
「観光映画でちょっと物足りない」
という方も。


また、
「主役の黒川芽以が自然な演技でいい」という感想もありました。
黒川さんは、元町映画館で11/1(土)から上映の『ドライブイン蒲生』にも出演しています。
スタッフ曰く、田舎のヤンキー役がここまではまる人はいない!とのこと。
ぜひそちらもご覧ください!

▼『ドライブイン蒲生』予告編



続いて、『私の、息子』。

「マザコン・ストーリーや嫁姑問題もあるが、とにかく特権階級がまだ強烈に残ってて、
それがどれほど嫌らしいものか、を描き切った点で素晴らしい。
○○主義だからいい、というのでもなく、
そういうものが生き残ってしまう人間のシステムの脆さをついている」
「母には何がいけないかわからず、疑問すらもっていない。あの息子はこの先もダメだろう」
「手持ちカメラで母のセリフが延々続いて、気分が悪くなった」
「事故のシーンは入れないとか、ドキュメンタリーっぽい作り方」
「タイトルに「、」が入ってるところが意味深。
息子に塗り薬を塗るシーンなど、母との近親相姦を感じさせる」
「過保護な母と、反発しながらも甘えてしまう息子。
母と息子のこういう関係は日本の方がありそう」
などの意見がありました。

最後の場面で母と息子は変わったか、という点については、
そうは思わない、という人の方が多かったです。
重たい映画でした。
息子を持つ母親としては身につまされるものがあります…。


最後は、『リアリティのダンス』。

「とにかく色のバランスが美しい。ストーリー云々より見て楽しむ映画」
「ストーリーも過去の作品よりはわかりやすい。父と息子の関係を描く」
「お母さんがよかった。昔の知的美女の雰囲気。
父母の関係がおもしろい。あまりない感じのカップル」
「ホドロフスキーの“サイコマジック”というのを、映画を作ることで実践したみたい。
自伝を撮るというのは、多かれ少なかれ自分のトラウマを克服する、という側面があるかも。
それに観客が共感できるかどうか」
といった感想が出ました。

ともあれ、やっと新作を見られてファンにとってはうれしい限りですね。
すでに次回作の構想もあるとか。
次はまたいつになるかわかりませんが、楽しみです。

さて、次回のシネクラブは10/19(日)です!
たくさんのご参加お待ちしています。


元町シネクラブ Vol.12
◎日時:10/19(日) 13:30~15:00
◎参加費:200円(会場費、お茶代)
◎お題映画
『GF*BF』(元町映画館で~10/3まで上映)
『ジプシー・フラメンコ』(元町映画館で〜10/3まで上映)
『ソウォン/願い』(元町映画館で9/27〜10/17まで上映)

(S/N)

今回は9月27日(土)~10月3日(金)の上映スケジュールについてお知らせいたします。
当館HPでのご確認はこちらから→

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ジプシー・フラメンコ(※10/3まで!)
・10:30~

ソウォン/願い[2013年/韓国/123分](※NEW!!)
・12:20~

GF*BF(※10/3まで!)
・14:50~

メモリー浮城(※1週間限定上映!)
・17:00〜(2作品の日替わり上映です。)

サッドティー
・19:10〜

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『ソウォン/願い』の上映にあわせ、スペシャル・トークを開催!
2008年に韓国で実際に起きた幼女暴行事件とその裁判結果を基に、被害者家族の苦しみと再生を描いた衝撃作『ソウォン/願い』。
神戸での上映にあわせ、『刑事司法とジェンダー』(インパクト出版会、2013年)の著者である牧野雅子さんと、当事者家族で沖縄の《ワンストップ支援センター》設置に尽力してこられた田中真生さんをお招きし、スペシャルトークを開催いたします。

◎トーク『性暴力と司法 当事者の声を聴きながら考える』
日 時:9/28(日) 12:20の回上映終了後
会 場:元町映画館2F
ゲスト:牧野雅子さん(京都大学・アジア研究教育ユニット研究員)
    田中真生さん(性暴力被害者家族)
※当日映画を観られた方対象、参加無料。



『浮城』『メモリー』日替わりでの1週間限定上映!
こちらでご確認ください!!

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それでは劇場にてお待ちいたしております!

(たけむら)
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