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こんにちわ。
夜風が夏の終わりを感じさせる今日この頃、みなさん映画観てますでしょうか?
今週土曜日からの上映スケジュールをお知らせいたします。


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8/31(土)~9/6(金)の上映スケジュール

『熱波』
・11:00~/17:20~

『ベルイマン3大傑作選』
・13:20~/15:20~

『ベルリン・アレクサンダー広場』
・19:40~

(ベルイマン3大傑作選とベルリン・アレクサンダー広場は変則的ですので、詳しい日程はコチラからご確認下さい→)
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なんだかシネフィル好みのラインナップですね。

『ベルイマン3大傑作選』では「第七の封印」「処女の泉」「野いちご」を上映します!
懐かしいと思う人も多いはずですが、むしろ観たことがない人にこそ是非観ていただきたい映画です。
スクリーンでの上映をお見逃しなく!

そして『熱波』のミゲル・ゴメスは近年様々な映画祭で受賞しており、大注目の監督です。
こちらも要チェックです!

そして今週もイベントがあります!
9/1(日) の『ベルリン・アレクサンダー広場』19:40の回終了後
ゲストに渋谷哲也さん(ドイツ映画研究・東京国際大学准教授)、石井岳龍監督(『シャニダールの花』監督)をお招きしてトークショーを開催します!

それではご来館お待ちしております♪

(さいとう)
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8/24『戦争と一人の女』上映後、同映画のプロデューサー寺脇研さんのトークが開催され、
会場いっぱい20人が参加しました。
ご参加いただいた正木俊行さまより感想が寄せられましたのでご紹介いたします。



Twitterで話題になっていたので、一度見てみたいと思っていた映画。

神戸の元町映画館で上映があるとの情報を得て、
プロデューサーの寺脇研氏のトークもあるというので行ってみた。

どこで見たか忘れたが、若松孝二の作品『キャタピラー』への
アンチテーゼというコメントもあり、ぜひ見なければと思っていた。
というのは『キャタピラー』は無残な失敗作(ただひどいというのではなく、せっかくの
素晴らしい素材をめちゃめちゃにしてしまったという意味で)だと私は考えているので、
そのアンチテーゼたるこの作品を確認したかったわけだ。

『キャタピラー』同様、『戦争と一人の女』も戦争で負傷した帰還兵を中心に据えた作品。

物語の流れのひとつは、題名にもなっている坂口安吾の小説で、
作家自身であるらしい小説家と娼婦の話。

そしてもうひとつが、恐らく小平事件を下敷きにしているのだろう、連続強姦魔の話で、
この作品の当初の計画ではこのストーリーだけだったと、
上映後の寺脇研氏のトークで知った。

R-18指定の映画で、全編セックスシーンだらけという作品だが、
後者の小説家との絡みにおいてはエロスが感じられるものの、前者の帰還兵の流れに関しては、
やけにリアルでひたすら暴力的な強姦シーンが何度となく繰り返され、
これにはどうも、エロスとは言いがたいものを感じた。

私の後ろに私語もしながら座っていた夫婦がいて、女性のほうが、強姦シーンのたびごとに
不快そうな声を発していたのが気になり、またその気持もよくわかった。
私自身、いささか食傷気味になり後味の悪さを感じたのだが、作品の主張するところは、
単なる一人の変質者を描くというより、ベトナム帰還兵にPTSDが多数発生したのと同様、
この犯罪は戦争が生み出した精神疾患によるものと言いたいのだろうと、それは予想がついた。

ただ、ある種の不快表現には、映画的な文法としては
そのあと何らかのカタルシスを観客に与える仕掛けを用意しなければならない。
つまりはバランスを取るわけだ。

私がこの映画でいちばん問題と感じるのはそのバランスの取り方の悪さだ。
多数の強姦致死という犯罪のあと、この帰還兵は警察に捕まる。
普通なら悪事→処罰ということでバランスは取れる。
ただこの作品の場合、あまりにも悪事の部分での時間配分と
そのリアリティが半端ではないものだから、
観客心理としては単に逮捕だけではとてもカタルシスを感じられない。
しかも最後の方では強姦された女性に「初めて感じた」と言わせていて、
フェミニストならずとも強姦肯定の映画なのかと疑問に思わざるをえない部分がある。

強姦犯である帰還兵は、逮捕されたあと、警察の取り調べで堂々と天皇批判をやる。
中国で、三光作戦をやった。上官の指示であり、すなわち天皇の命令だった、と。
つまりこのシーンでは、帰還兵の強姦の弁明自体が天皇制批判であり、
そのままこの作品の主張になっているわけだ。

しかし映像による詳細でリアルな犯罪の描写に対して
こちらは単に言葉によるいわば「理屈」であり、
残念ながら強姦場面の不快感を解消できるほどにはバランスはとれていないのである。

上映後のトークで、寺脇氏は「この映画の評価は賛否両論で、中間がない」と言っていたが、
恐らく「否」の感想の多くはこのような理由によるのではないかと思う。

さて、私が気になった部分はそういったことなのだが、
たとえば若松孝二の『キャタピラー』と比較すると、戦争の捉え方は
この『戦争と一人の女』の方がまっとうだと言える。
寺脇氏はこの若松作品について、「いちばんいけないのは最後に原爆の映像を出したこと。
全体としてどうしても被害のみを強調する作りになっている」と評した。

私はそれに加えて、主張の正当性を表現しようとするあまり、安易に実写映像を使い、
客観化を焦ったところに『キャタピラー』の最大の弱点があると考えている。
死者に鞭打つつもりはないが、これはほとんどシロウト映画の発想ではないかとすら思うのだ。

寺脇氏のトークで、その若松監督が『戦争と〜』の試写を見に来て、
「お前ら、まだまだだなぁ」などと言ったとか、非常に面白い裏話も聞けた。

賛否両論のこの映画、一見の価値はあると思う。



(okaby)

先日、『戦争と一人の女』主演
永瀬正敏さんが舞台挨拶に来られました。

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永瀬さんは俳優業だけではなく写真家としても活躍中です。
そんな彼の『戦争と一人の女』の出演女優5人を撮り下ろした写真展を
当館の二階待合室にて、無料で展示しています。

20130825165205.jpg

写真展は今週8/30にまで開催中です。

永瀬さんが写す、エロティックで刺激的な写真を是非御覧ください!

それではご来館お待ちしてます♪

(栞)
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8/21(水)、元町映画館は開館3周年を迎える事ができました。
ありがとうございました。

3年目のお誕生日がある今週は、いつもよりお祭り騒ぎにしよう。ということで、
モトマチセレクション「真夏のジプシー映画祭」を開催しています。
そしてお誕生日の8/21、アーティストのスズキコージさんと
「三田村管打団?」の縮小編成である「三田村管だけ団?」をゲストにお迎えして、
トーク&ライブを開催しました。

いやー、楽しかったです。やっぱ楽器演奏するとテンションあがりますよね。
旧グッゲンハイム邸の森本アリさん率いる「三田村管打団?」の管楽器だけの編成で、
最初は4名で来られる予定でしたが、最終的に7名も駆けつけて下さいました。
スズキコージさんも「じゃあ私が打楽器で」とイスタンブールで買ったという太鼓を
持って来て頂いて、演奏に加わって下さいました。

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スズキコージさんは炎のジプシーブラスのファンファーレ・チョカリーアとも
一緒に来日ライブを同行したそうで、その後も何度も東欧の方へ出向かれ、
たくさんのジプシーバンドとも会われたそうです。
ジプシーの楽器は世襲制のようになっていて、女性は楽器を演奏しなくて、
三田村管打団のチューバの方は、チョカリーアの人に、
お前は女なのに何故楽器を演奏しているのだ?女は踊れ。とちょっと絡まれたそうです。

楽しい曲の合間に、楽しいスズキコージさんのお話を交え、数曲演奏されて、
とても楽しい3周年記念になりました。
途中、ハッピバースデーの演奏までして頂いて、感動してしまいました。
楽しさのあまり、時間もオーバーしてしまいましたが、
スズキコージさんはもっともっと喋りたそうでした。
まだまだ楽しい裏話がいっぱいありそうで、もっとお話も聴きたかったです。
またの機会をお待ちしております。

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三田村管だけ団?の方たち、スズキコージさん。
とっても楽しいお誕生日ライブありがとうございました。
また、遊びに来て下さいね。

終了後、スズキコージさんは明朝早いので、後ろ髪を引かれながら帰られましたが、
三田村管打団の方たちと、当館のボランティアさんとで、
2階でお誕生日パーティーを夜遅くまで開きました。

元町映画館はこうやって、みなさんに支えられて、
3周年を迎える事ができました。皆さんのおかげです。
陰に日向に元町映画館を支えて下さったすべての方に、感謝いたします。
ありがとうございました!
これからも、スタッフ一同、皆さんに喜んでもらえるように、
頑張ってまいりますので、応援よろしくお願いいたします。

(支配人)

こんにちわ。本日21日、
元町映画館は3周年を迎えました。
これからもなにとぞよろしくお願いします。

8月24日より

『ベルリン・アレクサンダー広場』 が公開!

ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの集大成的超大作!
8プログラム、全14話で構成される圧倒的映画体験!
各話すべての上映日程はコチラから→

今週は上映回数を3回設けています。
さらに来週9月1日、日曜日には
元町映画館だけのトークショーを開催!
当日の上映終了後
本作の字幕翻訳も担当された渋谷哲也さん
そしてこの映画の大ファンだという「狂い咲サンダーロード」の石井岳龍監督
このふたりの熱い語りを是非劇場にて、映画と共にお楽しみください!

なお料金は1プロ1000円
お得な全プロ鑑賞券も販売。
上映期間中も販売してますので是非どうぞ!→




8/24(土)~8/30(金)の上映スケジュール

『戦争と一人の女』(終映8/30)
11:00~

『映画「立候補」』(終映8/30)
13:00~

『ベルリン・アレクサンダー広場』
15:00~

17:10~

19:20~
(各話入れ替え制です。詳しい日程はコチラから→)

それではご来館お待ちしております♪

(栞)
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