上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2月の元町映画館は
スペシャル企画・イベント盛りだくさん!
こんなに集中した月は今までなかったんじゃ…?
スタッフも(いろんな意味で)ドキドキな2月は
元町映画館に入り浸りでも決して損はさせません!



2/2(土)~2/22(金)
アルバート氏の人生

ホテルでウェイターとして働くアルバートは、
40年以上も人付き合いを避け、
大きな秘密を抱えて暮らしていた。
それは、貧しく孤独な人生から抜け出すため、
実は男性として生きる女性だということ…。
構想30年。大女優グレン・クローズの夢、
女優人生をかけた感動の映画が誕生!
公式サイト→




2/2(土)~2/8(金) ※一週間限定
SUSHi GiRL

『レザボア・ドッグス』×『キル・ビル』?!
70年代ホラー風の狂気とヴァイオレンス、
さらに、『スター・ウォーズ』で
初代ルークを演じたマーク・ハミルをはじめ
(言われなきゃわからない変貌ぶり!)
クセ者揃いの役者がずらり並ぶ
トンデモない映画が誕生した!
“秘宝系”のみなさんは決して見逃すな!
公式サイト→




♡トキメ筋肉祭り♡
2/2(土)~2/8(金) ※一週間限定
ユニバーサル・ソルジャー 殺戮の黙示録
2/9(土)〜2/15(金) ※一週間限定
ハード・ソルジャー 炎の奪還

20年前から続く『ユニバーサル・ソルジャー』
シリーズ最新作&主演新作アクションを引っさげ、
我らがヴァン・ダムが元町映画館に登場!
〈トキメ筋肉祭り〉と題されたこの2本で、
燃えるガチムチ男子(オッサンですが)は
草食男子よりもトキメく存在だと気づくべし!
公式サイト→




2/9(土)~3/1(金)
ミロクローゼ

『オー!マイキー』シリーズでおなじみ、
唯一無二の新感覚映像作家・石橋義正が贈る
“ホンキ”のラブ・ファンタジー!!
疾走する青春、暴走する恋情、
完膚なきまでにピュアなオトコゴコロを
めくるめく3役で演じる山田孝之の凄さ!
石橋監督の特集上映に加え、
元町映画館だけのスペシャル企画
もりもり盛りだくさーんでお届けします!
公式サイト→


特報も人気!


★2/9(土)15:40の回舞台挨拶!
◎ゲスト:石橋義正監督

☆2/16(土)19:30より元町高架下の
プラネットEartHにてトークイベント開催!
◎ゲスト:ミルクマン斉藤さん、石橋義正監督
詳細はこちら→

☆その他スペシャル企画詳細はこちら
その1→
その2→
その3→
その4→
その5→




2/16(土)~2/22(金) ※一週間限定
アニメーションと音楽の
ショートフィルムフェスティバル2013

アニメーションと音楽のシンクロをテーマにした
ショートフィルムが世界中から大集合!
アニメーション好きも、音楽好きも、
なにやら愉快なモン好きもみんな集まれー!
最終日は、アニメーション映像を取り込んだ
斬新なステージを魅せるフランスのユニット
Gangpol&mit(ギャングポル&ミット)のライブあり、
“ヒゲの未亡人”で知られる岸野雄一さんの
レクチャーありのまるで夢の一夜!
※2/22(金)はアニメーション上映はありません
公式サイト→
amsff_icon.jpg



2/16(土)~3/1(金)
サイド・バイ・サイド
フィルムからデジタルシネマへ

キアヌ・リーブスが企画製作し
ナビゲーターを務める、
映画の現在と未来を探るドキュメンタリー。
スコセッシ、ルーカス、キャメロン、
リンチ、ソダーバーグらハリウッドの
名だたる監督たちがキアヌの質問に答える。
映画ファンなら必見!
公式サイト→


★2/17(日)17:30より元町映画館2Fにて
スペシャルトーク開催!
「映画の未来と元町映画館の未来〜デジタル問題を考える」
◎ゲスト:大森一樹監督、浅井隆さん(アップリンク代表)




2/16(土)~3/8(金)
裏切りの戦場 葬られた誓い

フランス政府が隠し続ける暗部に
鬼才・カソヴィッツが切り込む!
1988年仏領ニューカレドニアで起きた
独立過激派によるフランス国家憲兵隊襲撃事件。
交渉役として現地に赴いたルゴルジュ大尉は
平和的解決のために奔走するが、
長引く交渉と世論の不満を抑えるため
政府が下した決断とは…。
公式サイト→


★2/17(日)10:30の回上映後トーク開催!
◎ゲスト:尾立要子さん
(大阪大学・神戸大学講師、フランス海外領土政策研究)




2/23(土)~3/8(金)
いのちがいちばん輝く日
〜あるホスピス病棟の40日〜

滋賀県近江八幡市にある、
がんの終末期を迎えた人たちが集う
ホスピス「希望館」。
がんを患った自身の経験から、
「医者も患者も同じ弱さを持った人間同士」と
白衣は着用しないホスピス長の細井さんたちは、
患者の生き抜くプロセスに寄り添い続ける。
公式サイト→


★2/23(土)・24(日)どちらも10:30の回上映後トーク開催!
◎ゲスト:溝渕雅幸監督(両日)
細井順先生(「希望館」ホスピス長、23日)
岩崎順子さん(「ガンが病気じゃなくなったとき」著者、24日)



アツい、アツすぎる元映の2月!
どうかお観逃しなきようー!

(mirai)

スポンサーサイト
sensenfukoku2.jpg

冒頭、キーン、キーンという
MRI独特の音が聞こえる検査室が映る。
大人でも嫌になるあの装置に、
小学生くらいの男子がすっぽりと入っていく。
その身体に手を添えながら
うつむき加減で複雑な表情を見せる女性は母だろう。

金属的な音のリズムに
ビートの効いた音楽がかぶさるようにして、
本編が始まる。
この意欲的な音、そして音楽の使い方に接すれば、
ついついこちらも身を乗り出す。
お、これは「あたり」では?
そういう予感が生まれてくる。

その予感はすぐ確信に変わる。
続く回想シーンが素晴らしいのだ。

若い二人がドラマチックに出会い、
デートを重ねて同棲、
二人には玉のような男の子が生まれる。
数年の経緯が優しい音楽と鮮やかな色調で一気に描かれる。

しかしその後の二人はそれほど順調でもない。
妻の家が裕福であるとは言っても、
パリでの生活を支えながらの育児は、若い二人には大ごとだ。
長男アダムの泣き声に悩まされて険悪にはなるし、
まだまだ遊びたい夫には、
なんのかんのと理由をつけて
妻に育児を押しつけようとする傾向もちらほら見えてくる。

あるとき二人はアダムの様子がおかしいことに気づく。
TGVに飛び乗った先のマルセイユで受けた検査の結果は脳腫瘍。
パリに戻って入院、そして手術と闘病生活へ。

全体を通じて丁寧に描かれる
フランス大都市の小児医療の現場は、
じっさい映画の大きな見所だ。
病院や研究機関を使ってのロケ、
実際の医療関係者が登場する撮影からは、
フランスの医者と
患者や家族との関係の一面が垣間見えてくる。

ロミオとジュリエットという
出来すぎた名前のカップルには、
小児がんの幼児を抱えた
悲惨なパパとママを演じるつもりがない。
家族や友だちの協力も得ながら、
二人で力を合わせ、なんとか事態を乗り切ろうとする。
重い病の子どもがいるから好きなことができない、
それは違う。
子どもとの時間を大切にするからこそ、
精一杯生きようと工夫を重ねる。
大変な状況でも喜びや笑いは必ずある。
当たり前の事実が、ときにユーモラスで、
ときにきびきび動く俳優たちの演技と共に思い出される。

台詞による「説明」はかなり控えめ。
その代わり風景や表情を使い、画面のテンポを変え、
クラシックからロック、エレクトロまで
さまざま音楽を動員して、二人の関係が描かれる。

二人が宣戦を布告した「たたかい」の先はどうなるのか、
子どもの病気は果たして治るのか。
経済的な問題は悩みの種だ。
アダムの闘病生活が長くなり、カップルの仲もこじれてくる。
周囲との関係も難しい。
でも物語は最後まで、上映ポスターが掲げる
ロミオとジュリエットの笑顔のようにダイナミックだ。
ミュージカル映画のように、ではない。
この映画はミュージカルだ。

(ハコ)

endooftheworld.jpg

世界が終わるとわかったとき、あなたは何をする?

『エンド・オブ・ザ・ワールド』は
そんなどうでもいいことを問いかける映画ではない。
「ほんとうにしたいこと」なんてあらかじめ決まってるのか?
そのとき考えたらいいではないか、
そう呼びかける映画だ。

ドッジ(スティーブ・カレル)は、保険の営業という、
小惑星が衝突して世界が終わるにあたり
もっとも役に立たない職に就き、
世界滅亡予告にも関わらず、
普段通り出社を続けるサラリーマンだ。
そんな主人公が、騒然とした状況のなか、
同じフラットに住むロック好きの若い女性、
ペニー(キーラ・ナイトレイ)と知り合いになる。

といっても冴えないドッジは、
このお嬢さんと口も聞いたことがないのはまだしも、
認識すらされていなかった。あらあら…。

ドラマはこの二人が、
死に取り憑かれた人々を振り切るようにして、
ひたすら移動することで進む。
急ごしらえのパートナーも、
どこか弾け方の足りないホームパーティーも、
街頭での暴動もどうでもいい。
世界の終わりにはこうしなければいけない、
そんな思い込みに縛られている人たちを置いていくのだ。

ドッジは高校時代の恋人で
いまだに好きだと手紙を送ってきた女性を尋ねに、
一方ペニーは、
その手紙を間違えて持っていたことをすまなく思いつつ、
ドッジの知人が持っているという自家用飛行機に乗り、
イギリスにいる両親と家族に会うために、
何度も車を乗り換えて旅を続ける。

二人の関係は、ドライブが続くにつれて、
そして旅先でいろいろな人々と出会ったり、
事件に巻き込まれたりして変わっていく。
もちろん旅の目的も。
このへんはロードムービー・テイストの
ラブストーリーの王道だ。

良くできているのは、二人の距離が近づくにつれて、
カタブツそのもののドッジの表情に明るさが出てくること、
そして若干イカれた感じのペニーが、
だんだん可愛く見えてくることだ。
(ちなみにキーラ・ナイトレイが可愛くない、
のではなくて、演出の問題。
たとえばコンバースの青いバッシュを素足で履いて、
赤系の鍵編みショールにくるまっているカットとか、
パンフや予告編にも出てくるが文句ない)
ジョン・ケイルやらのレコードを
後生大事に抱えてるあたりも憎いじゃない。
ただペニーがあまりに「家庭的」なのは
どうかと思うけれども。

ともかく、二人は一緒に時間を過ごすことで、
大切なものをどこかに発見するのではなく、
大切なものを作り出していく。

小惑星が衝突して世界が終わる。さてどうする?
伝統的な設定だ。
最近では、ラース・フォン・トリア
『メランコリア』だろうか。
ひどい鬱に苦しむ主人公が、
世界の終わりが近づくにつれて活力を取り戻し、
小惑星が衝突するラストシーンでは、
観客とともにカタルシスを経験する。
あれが好きな人も苦手な人も、
小惑星つながりで『エンド・オブ・ザ・ワールド』を。
そういう深刻な話はどうでもよくて、
少しひねったラブストーリーが見たい人も本作を。
後半になるにつれて活き活きとしてくる画面とともに、
あなたの顔も緩んでいくはず。

(ハコ)
5camera_talk.jpg

1月19日、
『壊された5つのカメラ~パレスチナ・ビリンの叫び』
の公開に伴い、ジャーナリストの志葉玲さんの
トークを開催いたしました。

今回のトークは年末年始で志葉さんがガザ地区に取材に行き、
その最新情報をお話して頂くことになっていましたが、
なかなかビザが下りず、出発は春以降になってしまうということで
「最新情報」にはなりませんでしたが、
志葉さんは2009年にガザを取材されていますので、
その時のお話を中心にお聴きしました。
映画の舞台であるビリン村にも訪れた事があるらしいです。

今回はプロジェクターを使用して
撮影された写真など見ながらのお話だったので、
臨場感があり、まさに映画に出て来るような、
悲惨な状況が具体的に伝わりました。

イスラエル軍のパレスチナ市民に対する行動が、
お話を聴いていくにしたがって、いかにバカげているか、
いかに非人道的であるかが、伝わって来ます。
特に化学兵器の白リン弾の話は恐い話でした。

最近はソーシャルネットワークの普及で、
ここ数年でも状況報告などが早くなり、
志葉さんの現地の友人からもリアルタイムで空爆の模様を
ユーストリームなどで流しているらしいです。
リアルに空爆の状況などが伝わって来て、
よけいに心配してしまうとのこと。

志葉さんは、また今春にも
ガザを取材される予定だそうです。
アルジェリアでのトラブルなどがあった直後で、
私たちには怖くて考えられませんが、
ジャーナリスト魂でしょうか。
お気を付けて元気で帰って来て下さい。
元町映画館もまた、最新報告など
発表できる場を持ちたいと思います。

最後に志葉さんは、
やはり現地の人々の事を思うと
ちゃんと自分が取材報告などを続けて行くこと、
沈黙しないことが大切である。
日本のマスコミはちゃんとした伝え方をしないので、
皆さまもインターネットなどで
信用出来る情報を見てもらって、
声を上げていって下さいとおっしゃっていました。

真実を見る事、叫びつづける事、沈黙しない事、
それが大事だと。

(今回の企画は市民社会フォーラムとの連携で実現いたしました)
志葉玲さんのホームページはこちら→


(支配人)

sensenfukoku1.jpg

へん、へん、へーんな映画!


《ロメオ》と《ジュリエット》という、
いかにもな悲劇を予感させるような
名前の二人が出会って突然恋に落ち、
めくるめくような愛の時を経て
アダムという名の子供を持つ。

若い二人にとっては
中々思うようにならない子育ての中、
他の子供とは少し違うアダムが実は、
たとえ手術したとしても回復の見込みの低い
脳腫瘍に侵されていたことが分かる……

なんていうと、
どんなステレオタイプの感動闘病物語
もしくは悲惨な家族崩壊ドラマが
始まるのかと思いきや
全然そうではなくて

母親はエキセントリックで、
状況は十分に深刻なはずなのに
なぜかコメディ、「あ~フランス人って!」な
"ラブストーリー"なのだった。

映像で見せる代わりに
ナレーションがガンガン入って状況を説明し、
唐突なズームアップが随所に見られ、
変な映像の被せ方も古っぽく、
…こう書いていると
あまり出来のよい映画に思えないかもしれないが
妙なテンポの良さもあって
全編笑みがこぼれっぱなし(苦笑か?!)

主演である両親は常にタバコを吸っていて、
そうかと思うと突然ミュージカル映画と見紛うような
ラブソングのデュエットを始め
その上、意味ありげだけれど
実は何の伏線にもならないエピソードが散りばめられ
いちいちこちらの思い込みを裏切られながら
でも現実って本当はこれくらい
意味の繋がらない事の羅列よね~ 
って妙に納得する自分がいるのだった

《病》が中心で人が在るわけではなく
たまたま彼らの人生に
病気というひとつの事象があったというそれだけ

経験した本人達だからこそ、
ありがちな感傷から一歩引いて撮れた
喜ばしいこと悲しいこと全てひっくるめて
真剣かつ滑稽な普通の生活

そう撮ることでもちろん病気への、
そして、思いがけない試練に対する時に
陥ったかもしれない自己憐憫も含めた
彼ら自身の思い込みへ
病人を抱えた家族の正しい在り方という
予断を持って映画に望んだ私達へ
あらゆる物事のステレオタイプへの
”宣戦布告”がなされたのかもしれない

映画を貫く疾走感(主演2人をはじめ
登場人物が最初から最後まで文字通り
よく走っているのだが)と
全編を通して使われている
色々なジャンルの音楽がとても心地よく
ほりだしものです

(ハイノキ)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。