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『サヴァイヴィングライフ』公開記念と銘打って、
ほんとは自分(わたし)がやりたいだけだろ!的な
ヤン・シュヴァンクマイエル特集上映。

でもみんな好きでしょ?観たいでしょ?そうでしょ?

と、いうことで。

ばばーん(おもしろさん風に)!
今回の「傑作選」の上映作品をご紹介しまーす!


◎『オテサーネク』
 2000年/チェコ・英/132分
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◎『アリス』
 1988年/スイス・西独・英/84分
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◎『悦楽共犯者』
 1996年/チェコ・英・スイス/87分
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◎『シュヴァンクマイエルのキメラ的世界
     幻想と悪夢のアッサンブラージュ』
 2001年/フランス/58分/監督:ベルトラン・シュミット、ミシェル・ルクレール
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◎短編セレクション(短編7本で1プログラム)

 『シュヴァルツェヴァルト氏とエドガル氏の最後のトリック』
 1964年/12分
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 『庭園』
 1968年/17分
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 『ジャバウォッキー』
 1971年/14分
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 『部屋』
 1968年/13分
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 『対話の可能性』
 1982年/11分
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 『男のゲーム』
 1988年/14分
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 『闇・光・闇』
 1989年/7分
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以上、5プログラムでの上映となります!
『〜キメラ的世界』以外はすべて35mmフィルムでの上映です!
上映スケジュールはこちら→(別窓でPDFが開きます)

シュヴァンクマイエルの作品を知るためには
“最低限”ハズせないでしょ!と思う作品を集めてみました。

シュヴァンクマイエルをよく知らない、
観たことがないという人たちに、
もっともっと知ってほしい。観てほしい。
そして好きになってほしい。
「興味ある?じゃあまずこれ観てください」
と言えるラインナップを目指しました。
どれも代表作と言えます。
なので、未見の人はできるだけたくさん観てください!!

「怖そうだから…」
とよく言われるのですが、
シュヴァンクマイエル怖くないです。
筋金入り怖いもん嫌いの私が言うのだから、そーなんです!

シュルレアリストなんでね、
ちょっと造形がキモかったりグロかったりすることはあります。
肉片がうごうご床を這ったりします。
でも、その動きやそこにつけられた音が
なーんかまぬけでユーモラス。ちょっとかわいい。あ、キモかわいい?
だから怖くないんです。

観たらぜったいに五感がびりびり刺激を受けるはず。
いやもう、第六感が覚醒しちゃうかも。
第三の眼とか開いちゃうかも。
若い人にはほんと、観てほしいです。

大阪では旧作の特集上映をしないので、
大阪の方もお待ちしてます!
第七藝術劇場で『サヴァイヴィングライフ』を観た方なら、
半券提示でこの特集を安く観ることもできます。
(当日一般1500円→1200円)

あ〜ほんとに待ち遠しい。
やっぱりわたしがいちばん楽しみにしてるかも。

(mirai)

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それぞれに視点の異なる三本の作品を集めた
モトマチ・セレクションvol.6「パレスチナの現在(いま)…」、
この土曜日からは
『ぼくたちは見た ガザ・サムニ家の子どもたち』
の上映が始まります。

この映画で重要な役割をはたしているのが
ガザの子どもたちが描くさまざまな絵画。
ことばにならないこと、
ことばにしきれない思いが伝わってくるようです。

先週から、元町映画館のロビーも
ちいさな画廊のようになっていることにお気づきでしょうか?

ガザの状況を伝える絵本を共同で制作中の、
ガザの大学生シャハドさんと日本の画家増山麗奈さん
(2009年のドキュメンタリー映画『桃色のジャンヌ・ダルク』のヒロイン)
の作品が飾られています。

ロビーに展示中のおふたりの作品をFacebookにもアップしました。

元町映画館Facebook→

映画と一緒に絵も見てね。

(堀)

劇中では
「君はバザーリア派か」
というセリフが出てきます。

このバザーリアというのは人の名前で
彼がイタリアの精神医療の改革者なんですね。

jinsei_basaglia.jpg
Franco Basaglia,1924-1980
※wiki「フランコ・バザーリア」→

パンフレットなどで説明されているように、
イタリアでは1978年の法律(1978年5月13日法律180号)によって、
先進国の中ではいちはやく精神病院を中心とした旧来の医療体制を変えました。
この運動の先頭に立ったのがバザーリアであり、
1978年の法律も彼の名をとって「バザーリア法」と呼ばれています。
※wiki「バザーリア法」→

元町映画館では4月にこのバザーリアの伝記映画
『ふたつめの影』を日本ではじめて上映しました。

この上映に合わせて、
文化人類学の立場からイタリアの精神医療を研究されている
京都大学人文科学研究所の松嶋健さんをお呼びし、
映画に字幕をつけた大阪ドーナッツクラブ代表の
野村雅夫さんが聞き手となってトークショーを開催しました
(ちなみに『ふたつめの影』は、バザーリアが
精神医療改革に目覚めるまでの物語で、映画の最後には
精神病院の壁を壊すという象徴的なシーンがでてきます。
配給しているのは大阪ドーナッツクラブ→)。

松嶋さんのお話によれば、
バザーリアの改革は単に精神病院を廃止したにとどまらない
もっと大きなもの、つまり、
精神医療のあり方を根本から変える運動であって、
『人生、ここにあり!』にも
その改革の内容が凝縮されているということでした。

そこで、わたしが理解できたかぎりで
松嶋さんのお話の内容を紹介し、そのうえで
この映画がなぜよくできているのかについて考えてみましょう。

イタリアにおいて精神医療は、
通常の(身体の)医療とは異なるかたちで発展してきました。
精神医療にかかわる法律は1904年にはじめてできるのですが、
この法律の底に流れている発想というのは
精神医療=「公益の観点から患者を保護し治療するもの」ということ。
ここで注目してほしいのは、
「公益の観点から」
「保護」するものであるという点です。

精神病の患者は自傷他害行為をする、
これは患者本人を傷つけるだけでなく、
社会にいる他の人にも危害をくわえるものであり、
公の秩序をみだしてしまう。
だから、患者は保護されなければならない。

つまり、この「保護」は
患者本人の保護だけでなく、
周りの人や秩序を守るという意味もあるんですね。
そのために国家は、患者を保護して
適正に管理しなければならない、ということです。
そういった「保護(と治療)」を
おこなう場が精神病院なんですね。

こう聞くと、精神病患者を収容所におしこめて、
まるで犯罪者のように扱うようじゃないか
と感じる方もいるかもしれません。
じっさい、その印象自体は
それほど大きく外れたものではありません。
イタリアの公立精神病院の院長は、
(刑務所などを管理する)内務省が任命していたのです。

このような発想に基づくものだから、
そこで行われる「治療」も
社会にとって有害な精神病患者を
「大人しくさせよう」というものになります。
それは身体を正常な状態に戻そうとする
普通の「治療行為」とは全く異なるものです。

(松嶋さんに怒られてしまいそうですが)大ざっぱにまとめると、
精神病患者を社会にとって有害な人として認識して、
社会の秩序を守るために彼らを精神病院に「隔離し」、
治療によって「大人しくさせる」ということが
従来の精神医療の目的だったわけです。

バザーリアが改革したのは、
精神病院だけでなくそれらをすべてひっくるめた
旧来の精神医療の「制度」なんですね。

バザーリア本人も言っています。
精神病院がなくなること自体は重要なことではない、
本当に重要なのは
今までの[精神医療の]あり方とは別のあり方があることを、
われわれが知っているということなのである、と。

こういった観点からみると、
『人生、ここにあり!』の劇中でも
このバザーリアの改革と同じことがおこなわれているのがわかります。

なぜなら、この映画では精神病院こそ出てきませんが、
主人公が最初に訪れた協同組合はまさに患者を隔離する場であり、
また、そこでおこなわれている治療も
患者を大人しくさせることに主眼があったのですから。

精神病患者がどのように経済的に自立していくのか
物語はこの映画の大きなテーマのひとつですが、
それとは別に主人公や患者たちは、
精神病院の外に未だに存在する
旧来の精神医療という「制度」とも戦っていたのです。

単に精神病院を失くせばそれで済む問題ではなく、
それは制度の一部にしかすぎません。
本当の改革は制度全体を変えることによって
はじめて成し遂げられるのです。

これまで当然のこととされていてだれも疑問をもってこなかった
旧来の医療制度全体に疑問を投げかけそれを根本から改革していく。
ぼくはあまり精神医療の問題には詳しくはないのですが、
日本の精神医療に問題があるのだとしたら
そういった行動が必要なのだなとこの映画から学びました。

(aka_kappa)

『レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー』

て、
タイトル長くて誰も覚えてくれませんやん。
劇場スタッフでさえ覚えません。
全員『マサカー』で済ましております。

邦題つける人も考えて欲しいよね。
どうせならあの名作「テキサス・チェーンソー・マサカー」
(原題はちゃんとパロってるよね?)=『悪魔のいけにえ』の
人間の顔の皮を剝いで作った仮面(レザーフェイス)を被って出演、
一躍時の人になったガンナー・ハンセンさん
ご本人が出演してるということですので、
オマージュも込めての邦題
『鯨のいけにえ』で、どう?ダメ?

劇場受付では
『鯨のいけにえ』大人一枚!」とお声掛け下さい。

で、本題の映画。
北欧グラインドハウス映画が今、マニアの間では話題らしいですが、
アイスランド初のスラッシャームービーらしいです。
まーその三流映画っぷりにはアッパレマークを付けたいところです。

しかし当のマサカー(大虐殺)をする家族の弱っちぃ事。
それはそれで面白いですが、
やられる方のキャラが強くて、キャラ負けしております。

しかし、なんと言っても
この映画の主役はどう見ても我らが裕木奈江!

RWWM1.jpg

え?こっち?

マサカの裕木奈江が!
お前が一番マサカーさんかよっ!
と突っ込みを入れてしまうことうけあい。

裕木奈江の悪っぷりはめちゃ面白いです。あの顔で。
ワリバシて(←これは観てのお楽しみ)と突っ込み入れて下さい。

あ、も一つの元町映画館的話題は
7月に上映した『4月の涙』の超美人主演女優だった
ピーラ・ヴィターラさんも出演しております。
現代劇をしてもやっぱ可愛いですね。
マサカー家族のバカ息子にも好かれております。
やっぱこちらでも脱がされてますけどね(ぎゃふん!)。

昨日の初日には安田謙一氏も観に来て下さいました。
初日に来るとは、安田君も楽しみにしてたのね。

(おもしろ)

inochi_oka.jpg

いま、パレスチナといえばこの方!
という京都大学教授・アラブ文学が専門の岡真理さんをお招きし、
パレスチナの現在(いま)をお話しいただきました。

せっせとメモを取ったり
レコーダーで録音していたり
今日は勉強熱心な方が多かったように思います。
パレスチナを取り巻く状況や
映画に描かれなかったことなど、
わかりやすくお話ししてくださいました。

岡真理さんもよびかけ人のひとりである、
混迷を極めるアフガニスタンで平和と人権を求めて闘う
アフガニスタン元国会議員、マラライ・ジョヤさんの
講演のチラシを持参された方もいらっしゃいました。
内容詳細はこちら→

まずは映画を観ることで、
世界への眼も開かれるかもしれません。
『いのちの子ども』は9月30日までの上映です。

(mirai)

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